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WindowsからAndroidに鞍替え。Acer、ローエンドタブレット「Acer one 10(2023)」発表

 Acerは、インドにおいてAndroidタブレット「Acer one 10(2023)」を発表しました。

 この製品名を検索するとわかる通り、本来「Acer one 10」というのはWindowsタブレットにつけられる製品名であったようですが、このモデルはAndroid 12を採用。WindowsからAndroidに鞍替えしたことになります。

 Acer one 10のSoCはMediaTekのMT8768Wというあまり聞かないものを採用しています。2GHzのCortex-A53×8という構成で、型番のちかいMT8768などとはまた別物。メモリは4GB、ストレージは64GBのみで、microSDカードによる1TBまでの拡張に対応しています。

 ディスプレイは10.1インチのWUXGA(1920×1200)。リフレッシュレートは表記されていないため、おそらく60Hzでしょう。バッテリーは7100mAh。SIMスロットを備え、通話やVoLTEに対応しています。

 背面カメラは1300万画素と深度測定のデュアルカメラでフラッシュ付き、インカメラは500万画素。インカメラは本体を横向きにした際に上に来るようになっています。

 本体色はグレーのみ。価格は₹ 29,999.00で、日本円にして5万3000円。

 この端末、弊誌でも以前レビューした「N-one NPad Plus」と同じ筐体を用いているようで、SoC以外のスペックが完全に一致。要するに台湾Acerの皮をかぶったただの中華タブレットのようです。

 現在のNPad Plusの価格は1万4000円ほどであり、インドへの関税などを差し引いても高いですね。下の画像も公式サイトからそのまま引っ張ってきたものですが、見ればわかる通りタブレット画像に対して水平ではないというありさまで、あまりやる気がないことが見て取れてしまいます……。

OS Android 12
SoC MediaTek MT8768W
メモリ 4GB
容量 64GB
画面 10.61型 WUXGA(1920×1200)
カメラ 1300万画素
インカメラ 500万画素
電池 7100mAh
寸法 449g
その他  
情報元Acer
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