Android 14はPixel 8シリーズの発表と同時にリリースされるとうわさされていますが、iPhoneがiOS 16で採用した「スマホをウェブカメラ化」する機能が実装されるようです。
この機能はAndroid 14 QPR1 Beta 1で提供されたもので、QPR 1は本来正式版の四半期後に登場する、機能のアップデートを伴ったバージョン。Pixel端末の「Feature Drop」アップデートがこれにあたります。先述のようにAndroid 14の正式版はリリースされていない中、本来であれば今年12月に正式リリースを予定するQPR 1のベータ版が登場した状況で、少し奇妙な存在になっています。
この機能は「Android端末をPCのウェブカメラにできる」という機能。iOS 16で登場した「連係カメラ」機能のコピーです。
しかし、あちらはiPhoneとMacbook間のみで利用できるのに対して、Androidのそれは端末が汎用Webカメラとして動作するため、Windows、Mac、ChromeOS、Linuxなどのデバイスの種類にかかわらず、柔軟に利用できるようです。
さらに、Android端末を別のAndroid端末に接続し、1台目のスマホの背面カメラを2台目のスマホのウェブカメラとして利用することもできるとのこと。
ただし、現時点では有線での接続が必須であるほか、マイクは利用できないようです。ここはiPhoneとMacの連携に分があるでしょうか。
正式リリース時には、前者はともかく、後者はきちんと修正してくれると嬉しいですね。