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モトローラ「razr 40/s」ハンズオン。小型サブディスプレイ、ソフトバンク限定色も良し

 モトローラの新製品発表会を取材したので、ハンズオンレビューをお送りします。

 今回発表された新製品が、折り畳みスマートフォン「razr 40 / razr 40s」。末尾sがソフトバンク版。ハードウェアと対応周波数は同一。

 基本色はバニラクリーム、セージグリーン。

 レザー調の筐体で質感の高さ、手触りの良さは特筆に値します。

 全体として落ち着いたテイストのなか、伝統のモトローラロゴの光を反射する具合や、エンボス加工のようなささやかなFeliCaロゴも素晴らしいですね。Suicaなどの交通系ICカードやiD、QUICPay、楽天Edyなどに対応します。

 ヒンジ部分、指紋もつきにくく高級感のある処理。

 さらにソフトバンク限定色として、サマーライラットあり。色名称からは伺い知れませんが、紫色です。GalaxyやXperiaにもこんな色ありましたよね、とても良い色だと思います。

 しずく型ヒンジを採用。ぴったり閉じつつ、折り目を目立たなくする工夫があります。それでいてしっかり生活防水(防滴)と防塵には対応します。

 1.5型サブディスプレイを搭載。トグルスイッチを備えるほか、ボイスメモや予定確認など、様々な情報を開かずに確認可能。

 メインディスプレイは6.9型 FHD+のpOLED。リフレッシュレートは最大144Hz。SoCはSnapdragon 7 Gen 1。アプリによってリフレッシュレート制御。最大144Hzまで出るのはゲームプレイ時。同様の制御はZenfone 10など他社の144Hzディスプレイ搭載のハイエンド端末にも見られます。

 独自のマルチウィンドウ機能にも対応。画面の真ん中を切るようなジェスチャーでの分割呼び出しや、サイドバーからの小窓アプリ起動が可能。

 背面カメラは二眼構成。メインの広角カメラは64MPで光学手ブレ補正つき。サブの超広角はマクロと兼用。

 スタンドいらずでカメラを利用することが可能。

 モトローラらしい便利なひねってカメラ即時起動は、閉じた状態でのアウトカメラ自撮り時でも利用可能。サブディスプレイをファインダーとして使って確認しつつ、サブディスプレイをタップや手のひらをかざすことでシャッターを切ることができます。

 さらに中国メーカーのハイエンド端末で一部対応している、激しい動きでの録画時でも画面を固定する水平ロックと言った面白い機能にも対応しており、楽しく使えそうです。

iPhoneなどが対応している、接写時の自動画角切り替えにも対応

 静止画ProモードではJPG+RAWによる記録への迅速な切り替えが可能。動画記録は4K/30fpsまで。(FHDでは60fpsも可能)

 電池を分割配置した上で総容量4200mAhを実現、スタイリッシュな筐体デザインながら電池容量を確保することに貢献。有線急速充電は30W、閉じた状態で5W無線充電に対応もします。

 スピーカーはステレオ。片側受話スピーカーと兼用。スピーカーだけではなく無線ヘッドホンによるDolby Atmosにも対応しており、定位感のある立体音響も楽しめます。

 生体認証は指紋と顔。更新は、出荷時Android 13から2回、セキュリティは3年間を予定。

 価格のためにSoCこそハイエンドではなくミッドハイクラスとはなっているものの、折り畳みスマホならではの便利さは充実しており魅力的。定価も12万円前後と高くない上に、通信事業者販路でのMNPでは10万円切りにまで安くなります。折り畳みスマホ、いよいよ普及フェーズに入っていくかも、と期待させてくれる製品です。

 販路はEDION、Joshin、ビックカメラ、ヤマダ電機、ヨドバシカメラ、MOTO STORE、Amazon、DMM通販、楽天。MVNOとしてはIIJが独占。

 公開市場向けSIMフリー版「razr 40」は11月22日発売、ソフトバンク版の「razr 40s」は12月8日発売です。

詳細はソフトバンクの公式サイト(https://www.softbank.jp/mobile/)でご確認下さい。[AD]
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