米Bloombergの記者を務め、Apple関連の情報に精通するMark Gurman氏は、同氏がBloombergの購読者向けに配信するニュースレター内で、Appleの新型MacBook Airおよび新型iPad Air/Proに関する情報に触れました。
情報によると、アジアにおけるAppleのサプライチェーンでは、新型MacBook Airおよび新型iPad Air/Proの生産が順調に行われているとのこと。同氏は、このまま製造が行われれば、少なくとも3月末にこれらの製品が発売される可能性が高いとしています。
新型iPad Airに関しては、既存の10.9インチモデルに加え、新たに12.9インチモデルが投入されると予想されています。また、M2チップを搭載し、背面のカメラ周りにおけるデザイン変更が施されるとも噂されています。
また、新型iPad Proは、有機ELディスプレイを搭載する初めてのiPadとなる可能性が高い模様。輝度の向上や鮮やかな表示、消費電力の抑制などの利点がある一方、端末の価格も高くなる可能性があります。
そのほか、M3チップを採用し、MagSafeによるワイヤレス充電や、大型のトラックパッドとアルミ製のボディを備えた新型Magic Keyboard、横向きのフロントカメラを搭載するなどの噂もあります。
先代MacBook Airでは、13インチモデル発売の後、約1年遅れて15インチモデルが発売されましたが、今回から同時に発表される見込み。大きな変更はM3チップの搭載に限られると予測されています。
iPad Air、iPad Pro、MacBook Airの現行モデルは、MacBook Airの15インチモデルを除けば、いずれも2022年に発表されたものです。現行モデルの登場からある程度の期間が経過し、新型モデルを待ち侘びるユーザーも多く、今後のAppleの発表に期待が高まります。