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Apple、Googleが使えない中国でバイドゥのAIを搭載!?

 AppleはGoogleに対し、同社の生成AIであるGeminiをiPhoneに搭載すべく協議に入ったと伝えられていましたが、それに続いて中国ではあの大企業に話を持ち掛けているようです。GSMArenaが伝えました。

 以前にBloombergが伝えたところによれば、Googleが開発するGeminiを、iPhoneの新機能に活用する案が存在するようで、なんらかのAI関連機能の根幹にGeminiを採用してくる可能性があるようです。

 ここで問題になってくるのが、いまだAppleにとって巨大な市場である中国。中国国内ではGoogleが撤退しており、Geminiのサービスを利用することはできません。

 そこでAppleは、中国のインターネット事業大手であるBaidu(百度)に同様の話を持ち掛けているようです。

 AppleはBaiduとAlibaba、そして大規模言語モデルを開発する名前が伏せられた別の中国企業の3社と協議したうえ、Baiduとの提携を決めたと伝えられています。BaiduのCEOは、同社のAI事業が今年の主な収入源になり、収益が急激に増加するだろうと語っているとのこと。

 なお、Baiduといえば中国のインターネット事業大手で、中国の検索エンジンにおいてシェア1位を獲得しているほか、大規模なステマを繰り返した「Gravity」のHiClubを偽装子会社に持ち、個人情報の不適切な取り扱いで有名となった「Simeji」や「Baidu IME」でも有名です。

情報元GSMArena
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