次期Galaxy Z Fold6では、あらたにより安価で手に入りやすい廉価モデルか性能を高めた高級版が登場し、2モデル展開になると伝えられていましたが、この噂の信ぴょう性を高める情報が登場しました。
Galaxy Clubが伝えたところによれば、Samsungはモデル番号が「SM-F958」のモデルを開発していることが分かったとのこと。Z Fold4やZ Fold5はそれぞれ「SM-F936」「SM-F946」であったため、順当に考えればこのモデルは本来の無印版よりも性能が高いことが予想できます。
しかし、Galaxy Z Fold6 Ultraの現時点で発見されている型番は韓国向けモデルの「SM-F958N」のみで、情報元のGalaxy Clubは「韓国市場のみの投入になるのではないか」とする見解を伝えています。一方でGSMArenaは「Samsungのいつもの戦略を考えると、Z Fold6 Ultraは世界全体で販売されるだろう」と反対しています。
たしかに、中華メーカーであれば中国国内専用のフラッグシップ機種を用意したり、中国版の発表から大きく遅れて国際版を投入したりしていますが、Samsungはそういう戦略を取らないので、GSMArenaの主張はわかります。もしかしたら、3つ折りになるなど大きなフォームファクタの刷新があって、販売できる能力に限界がある、という可能性もあるかもしれませんが。
Galaxy Z Fold6/Fold6 Ultraの詳細な違いはまだ明らかになっていないようで、2モデルの外観はかなり似ているのではないかという噂がある程度。
またZ Fold5の時点で、ハイエンド折り畳みスマートフォンとしてはしっかり完成しているため、無印版の性能を据え置いたまま性能を磨こうとすると、カメラやスタイラスペン内蔵程度でしか差別化が行えないのもあり、Z Fold6の価格が若干下がるのではないかという話もあります。