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Meizuの置き土産。北欧発のEVブランド「Polestar」、初のハイエンドスマホ「Polestar Phone」発表。

 スウェーデンに本拠地を置くEVメーカーのPolestarは、4月24日に同社初のスマートフォン「Polestar Phone」を発表しました。この製品は、Polestarと間接的に関係を持つMeizuの「Meizu 21 Pro」のリネーム品です。

 まずは、PolestarとMeizuの関係について軽く触れておきます。Polestarの経歴は複雑で、簡単に説明すると以前はボルボ傘下で、現在は切り離され独立資本で活動中、ただしボルボとPolestarはいずれも中国のスマホメーカーMeizuを買収した浙江吉利控股集団が強く幅を利かせているという状況です。

 Meizuは同じく吉利集団に買収され、その後は中国国内の吉利汽車やPolestarの自動車に採用する車載OS「Flyme Auto」の開発に注力していると伝えられていますが、昨年には「Meizu 21」を、今年2月には「Meizu 21 Pro」を発表しています。ただしMeizuは既にスマートフォンの開発から手を引いているようで、今後はFlyme OSの開発と新しいAIデバイスの開発に取り組むとしています。

 Polestar Phoneは先述の通りMeizu 21 Proをベースとしたスマートフォン。Meizu 20以降の、カメラの出っ張り以外に背面で目を引くものが何もないMeizuのデザイン言語は、IKEAやFractal Designに代表される、シンプルかつモダンな北欧デザインにあまりにも完璧にマッチしています。

 背面には各種カメラとPolestar Phoneという表記、中央の大きなPolestarのロゴ以外は何もありません。また本体色も「Polestar White」のみで、金属の質感が非常に美しいです。

 もちろん、「Polestar Link」による自動車との連携機能も完備しています。しかしプリインストール時は「Flyme Link」という名称で、将来のアップデートによってPolestar Linkに改称されるようです。

 そのほかのスペックは完全に「Meizu 21 Pro」と完全に同一で、Snapdragon 8 Gen 3を採用しメモリ16GB/ストレージ1TBを搭載。手に収まるサイズを意識して21:9ディスプレイを採用しています。

 また、IP68規格の防水防塵に対応。カメラはOIS対応5000万画素+1300万画素超広角+OIS対応1000万画素3倍望遠の3眼で、5050mAhのバッテリーと80Wの急速充電、50Wのワイヤレス充電に対応する、れっきとしたハイエンドスマートフォンとなっています。

 Polestar Phoneは中国のみでの販売となり、また価格は不明。Polestar Appから購入の手続きを行う必要があるようです。

OS Polestar UI(Flyme OSのカスタム?)
SoC Snapdragon 8 Gen 3 
メモリ 16GB
容量 1TB
画面 6.79型, 3192x1368px, リフレッシュレート1-120Hz, 最大512ppi
カメラ 広角(5000万画素, f1.9, OIS+EIS)
望遠(1000万画素, f2.0, 光学3倍ズーム)
超広角/マクロ(1300万画素, f2.4, 122度)
インカメラ 3200万画素(f2.4)
電池 5050mAh,80W有線,50Wワイヤレス
寸法 164.98 x 74.42 x 7.98 mm,214g
その他  
情報元Polestar
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