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ハイエンドVRデバイス「Pimax Crystal」新モデル、注文受付中。高スペック版と廉価版が登場

 VRデバイスPimax Crystalの高性能版「Pimax Crystal Super」と廉価版「Pimax Crystal Light」の注文が受付中です。

 「Pimax Crystal Super」は、主にQLED版とMicro LED版の2種類が展開予定で、価格は前者が29万3999円(税別)、後者が32万5999円(税别)です。同デバイスはレンズやディスプレイなどを交換できるシステムがあるのも特徴です。

 QLED版のディスプレイ解像度は片目3840×3840で、リフレッシュレートは最大120Hzです。Micro LED版は片目4Kで、最大リフレッシュレートは90Hz。

 ちなみにQLED版のレンズは非球面のガラスレンズですが、Micro LED版はMeta Quest 3などで有名になったパンケーキレンズを採用します。

 デバイスのトラッキング方式はインサイドアウトですが、Lighthouse(ベースステーションを使用するトラッキング規格)やMRに対応するフェイスプレートも付属するとのこと。

 「Pimax Crystal Light」はアイトラッキング機能やレンズ交換といったギミックを外すことでお値段を下げたモデルで、価格は11万2999円(税別)から。Pimaxシリーズ基準で考えると安いと感じるのが怖いところ……。

 ディスプレイ解像度は片目2880×2880、リフレッシュレートは120Hzと無印Pimax Crystalに近い性能ながら、1点大きく異なる部分があります。

 Pimax Crystalや「Pimax Crystal Super」は、本体のみでVRやMRをプレイ可能なのですが、「Pimax Crystal Light」の場合はPCへの接続が必須。本体だけではプレイできません。

 まあこの辺は「PCのVRゲームしか遊ばないよ」というユーザーなら問題ないですね。Pimaxを買う層はそういう人も多そうです。

 前述の通り、そもそもの価格が高いのですが、可能な限り出費を抑えたい(PC接続だけで十分)な人は「Pimax Crystal Light」を購入。予算に余裕がある人は「Pimax Crystal Super」を選ぶ、という流れになる予感です。

 ちなみに無印Pimax Crystalの販売も継続(約26万円)するので、中間ぐらいの製品が欲しい場合は同デバイスの購入を検討すると良い……かもしれません。

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