Appleは、新製品発表会にて、楽器などのクリエイターの道具を一斉にプレス機で押し潰すCM「Crush!」を公開しました。
これについて批判が殺到し、一部メディアに対して謝罪文を送付。テレビCMも放映されないといいます。
これに対してSamsungは、アンチテーゼのようなCM「UnCrush」をXにて公開しました。動画には「我々は決して創造性を押し潰さない」との文言が添えられています。
Appleが破壊し尽くした跡地を歩く女性が、壊れかけのギターを拾い上げ、Galaxy Tabに楽譜を表示し、演奏を始める映像です。
We would never crush creativity. #UnCrush pic.twitter.com/qvlUqbRlnE
— Samsung Mobile US (@SamsungMobileUS) May 15, 2024
「こういうやり取りが好き」「わずかな短期間でCMを作ってすごい」「相互補完というメッセージが良い」「Appleの失敗が証明された」といった反応も多く見られるなか、英語圏では「コピペかよ」「創造性ないじゃん」といった反応も一定みられます。Samsungがかつてはコピーキャットの代名詞だった時代があったことや、(現地法人によってカラーの違いはありますが)特に米国ではサムスンによるAppleへの攻撃CMは「いつものこと」であるため、冷めた反応に繋がっている可能性がありそうです。