TCLは、アメリカにて6.78インチの液晶を搭載するミッドロークラスのスマートフォン、「TCL 50 XL 5G」を発表しました。同TCL 50シリーズは合計7機種がMWCで発表された大所帯ですが、当機種は比較的早いタイミングでの販売開始です。
TCL 50 XL 5Gは、直感で分かる通り「TCL 50 5G」より全体的に上質で画面も大きいモデル。安価なスマートフォンとは思えないカメラの圧力が印象的です。
搭載するSoCはDimensity 6100+。MediaTek製の普及帯SoCとしては珍しく新しめのチップではありますが、その処理性能はAQUOS Wish 3が搭載するDimensity 700改めDimensity 6020より若干高い程度と、ストレスフリーな使用感が望めることはなさそうです。
メモリは6GB、ストレージは128GBのみ。microSDカードを備えており、最大2TBの拡張に対応しています。
ディスプレイは少し大柄な6.78インチのFHD+液晶(2460×1080)で、リフレッシュレートは120Hzに対応。パンチホールや下部ベゼルも取り立てて大きいといった印象はありません。
トリプルカメラを搭載。カメラバンプも非常に大きく近年の高級機のトレンドをほうふつとさせるところですが、やはり画質に期待できるものではなく、メインカメラはマクロを兼用し5000万画素。オマケ程度の200万画素超広角レンズを備え、同じく200万画素の深度測定用センサという構成です。インカメラは800万画素。
バッテリーは5010mAhで、18Wでの充電に対応しています。しっかりデュアルスピーカーを備えています。本体色はグレーのみで、米国のMetro by T-mobileにて159.9ドル、日本円にして2.5万円ほどで販売しています。
ちなみにTCL 50シリーズは地域や販路によって以下のモデルが存在しています。
- TCL 50 5G (欧州中東アフリカ向け)
- TCL 50 SE (同上)
- TCL 50 XL NXTPAPER 5G (TCL 50 XEのカラー電子ペーパー版)
- TCL 50 XE NXTPAPER 5G
- TCL 50 XL 5G
- TCL 50 XE 5G (XLの下位モデル)
- TCL 50 LE (最廉価)
日本ではTCL 10シリーズを最後に製品を出さなくなってしまいましたが、意外とこれだけのモデルを出しているんですね。
OS | Android 14 |
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SoC | Dimensity 6100+ |
メモリ | 6GB |
容量 | 128GB MicroSDカード対応 |
画面 | 6.78型FHD(2460×1080) 120Hzリフレッシュレート |
カメラ | 5000万画素+200万画素超広角+200万画素深度測定 |
インカメラ | 800万画素 |
電池 | 5010mAh 18W |
その他 |
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