會原 
GPDが新機軸製品「GPD DUO」に関する複数のティザー投稿を、X(Twitter)に投稿しました。なんと2画面。しかも、2画面＋キーボード搭載本体を有する、超ド変態仕様です。
GPD曰く、デザイナーやデベロッパーがデュアルスクリーン端末を採用する傾向が増えている背景があるものの、携帯性に欠けるという課題に着目して開発。既に市場にあるデュアルスクリーンモニター製品は、スクリーンと本体が分離しており持ち運びに不便だと背景を語ります。
GPD DUOは、SamsungのオリジナルAM-OLEDパネルを採用した13.3インチのOLEDデュアルスクリーンを搭載。単一画面サイズは13.3インチですが、広げると18インチに達するといいます。
2画面拡張はもちろん、画面複製も可能なので、閉じた状態で2番目の画面が使えるとのこと。
So let’s show how does GPD DUO transform.
Don’t forget join our official discord https://t.co/HZTukS23C8 pic.twitter.com/4ftKnc2hYp
— GPD Game Consoles (@softwincn) May 31, 2024
GPD DUOは、折りたたむとA4用紙サイズで、本体の厚さは約24mm。女性に最も好まれるショルダーバッグのサイズは30×25×12cmの中型トートバッグで、GPD DUOはこのバッグに楽々と収まるそうです。13.3インチ画面にしたのは、こうした女性需要を想定したためのようです。
GPD DUOのスクリーンガラス層は、LTPS技術とCorning Gorilla Glassを組み合わせており、合計の厚さはわずか0.3mmとのこと。これにより、より軽量で薄型の設計が可能に。アルミ合金ケーシングを含むスクリーンの最薄部は3mm未満で、デュアルスクリーンの重量は端末全体の重量の約半分しかないそうです。
GPD DUOのOLEDは高いコントラスト比とネイティブ10bit、10億7000万色が特徴。さらに10点タッチ、スタイラスによる4096段階の筆圧検知、Surface Penスタイラス互換とのこと。2番目の画面には独自の明るさ調整キーがあり、タブレットモードで片手でスクリーンの明るさを変えられるとのことです。
なかなかおもしろい端末が出てきてくれました。続報に期待したいところです。
