ロジテック(日本名:ロジクール)は、Meta Questで使用可能な電子ペン「MX Ink」を発表しました。9月末に発売予定のデバイスで価格は130ドル(約2万円)。Quest内でのアート系作業に使えます。
同社は2019年にVR向け電子ペン「VR Ink」をリリースしており、「MX Ink」は(少し期間が空いた)後継品に相当します。対応デバイスはMeta Quest2とMeta Quest 3。なぜかMeta Quest Proはサポート外の模様……。
「MX Ink」は、通常のハンドコントローラーと同じように操作する仕組みで、空中にラインを描くことで、VR内にその「成果」を反映します。
コントローラーでも似た操作はできますが、ペン型なのでより高い精度で作業できるワケです。マットなどを机に敷いて(普通に近い形で)描くこともできます。
発表によると、「MX Ink」はQuestのハンドコントローラーをアクティブした状態で使用できるそうです。ペンを電源オンにしても、コントローラーの接続は切断しないとのこと。
毎回どちらかの電源が落ちると確実に操作が面倒なので、これは嬉しい仕様ですね。
ちなみにロジクールさん、このペンを結構気合を入れて売りたいようで、充電ドック「MX Inkwell」と、専用マット「MX Mat」も発売予定。
クリエイター層にどれほど「MX Ink」が浸透するのか、今からリリースを楽しみに待ちたいところです。