GSMArenaは、Sonyからの貸与を受けてXperia 1 VIの先行レビュー記事を公開しました。Xperia 1 Vと比較する形となっています。
カメラ部分は概ね劇的な進化には乏しいですが、画質の面では、光学7.1倍ズームに対応して(三脚と適切なライティングが必要と注釈しつつも)称賛に値するマクロ撮影が可能になったこと、メインカメラの2倍ズームで明らかにシャープで鮮明な写真が撮れるようになったことを挙げています。
リモザイクを利用した2倍クロップズームはXperai 5 Vで追加された機能で、Xperia 1 Vにはアップデートされていない機能。Xperia 1 VIのカメラに魅力を付加するために、Xperia 1 Vには提供しなかったということでしょうか。
カメラの機能的な部分では、接写時に超広角カメラに切り替える機能が追加されたとのこと。
カメラ以外での明確な進化点としては、ディスプレイが一般的アスペクト比で4KからFHD+に低下したものの最大輝度1310nitに大幅向上、そしてバッテリーは総合的な持続時間が17時間27分という前モデルの12時間24分から大幅に延長、スピーカーも音量が「明らかに」大きくなっていて豊かで力強いサウンドを実現したという点が挙げられています。
Xperia 1 VIは歴代最高だと評した上で、しかしながら旧機種となるXperia 1 Vの流通価格との価格差を考えると、Xperia 1 VIの高額定価が見合うかは疑問が残り、2機種の価格差がもし大きくなかったらXperia 1 VIを簡単に勧めることができたのにと、GSMArenaは奥歯に物が挟まったように〆ています。