海外の署名サイトAVAAZにて、ソニーに対する署名運動が開始されたことがredditにて話題にされています。
署名は、Xperia 1 Vにアップデートで48mmロスレスズームと48mm Bokehモードを展開するよう求める内容です。
画素混合とリモザイクを使い分けられる昨今の撮像素子の機能を利用して、通常1200万画素で動作する撮像素子において、リモザイクによる高解像度モード4800万画素相当を活用し、クロップして48mmズームを利用できる機能を指します。
2023年の最上位モデルであるXperia 1 Vには、これらの機能がありませんでしたが、下位モデルのXperia 5 Vは発売時にこれらの機能が実装されていました。
ちなみに機体構成として、Xperia 5 Vと違ってXperia 1 Vは中間望遠の不在から、メインの広角カメラの望遠品質が重要となるため、アップデートの必要性が高いです。
署名サイトの投稿者曰く、redditやXDAのフォーラムを利用する熱心なソニーファンは、海外でソニーが公式に「約束」して以来、この機能を熱心に待ってたといいます。Android 14アップデートを説明する文章内に示唆する文言があったようです。
ちなみに1年後の後継機に実装された新機能が旧機種にアップデートで追加されない例は多々あります。しかし、今回は明らかに事情が異なります。ラインナップ上、Xperia 1 Vは上位モデルで、日本国内では3~4ヶ月後にはXperia 5 Vが発売していますので、わざわざ高額な上位モデルを買ったユーザーとしては、直後に登場した下位モデルが備えている機能の上位モデルへの実装を求めるのは自然なことです。
それでもハードウェア構成が異なるなら仕方ありませんが、SoCも撮像素子も同じのためクロップズームのアップデートは当然可能のはずで、Android 14への更新のタイミングで追加されるだろうと思っていたユーザーは少なくなかったはずです。
かくいう筆者も、カメラ機能を重視して高額なXperia最上位モデルを選択するようなユーザーをわざわざソニーが裏切るとは到底考えも及ばなかったので、前述のソニー公式記述や海外ユーザーの認識についてはこれまで把握していませんでしたが、当然アップデートで追加されるものだと信じていました。
今回の海外Xperiaファンの怒りや悲しみは理解できます。redditユーザーは署名への賛同やソニーへの失望を口にしています。
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