噂：iPhone 16シリーズに搭載予定の「アレ」、ブームの兆し？

　Appleがやると他の企業も追随する見慣れた流れ、また来る？

　まもなく登場するiPhone 16シリーズは、Apple Inteligenceの大々的なアピールの陰に隠れて、いわばシャッターボタンの役割を果たす「キャプチャボタン」が追加されることが確実視されています。

　そんな中、さっそく中国OPPOの次期旗艦スマホにおいて、同様のボタンが追加されるのではないかという情報が登場したようです。Android Authorityが伝えています。

　情報源は著名リーカーのIce Universe氏。同氏の投稿では、OPPOの旗艦スマホシリーズであるOPPO Find X8シリーズにおいて、iPhone 16シリーズで登場見込みの「キャプチャボタン」を模倣する形で、「Quick Button」なるものが採用される可能性があることを主張しました。

　同氏が投稿した画像には、「ワンクリックでアクションをフリーズ」という文言も含まれており、クイックボタンがカメラのシャッターキーとして機能することはほぼ確実と見られています。

What iPhone 16 has, OPPO Find X8 series also has. pic.twitter.com/5Ie4FTSyUM

— ICE UNIVERSE (@UniverseIce) August 28, 2024

　現時点では、従来のスマートフォンに搭載されているような物理的なボタンなのか、iPhone 16シリーズで採用が噂されているような静電容量式のボタンなのかは明らかになっていません。

　iPhone 16シリーズのキャプチャボタンは、押すだけでなく、スワイプ操作でズームイン／ズームアウトなどの操作も可能になると言われています。本体右側に音量ボタンがあるほとんどのAndroidスマートフォンであれば不要そうな機能ですが、音量ボタンが本体左側面にあるiPhoneではそうはいかない、ということでしょう。

　スマホにシャッターキーを搭載するという発想は10年以上前からあり、現在でもSonyがカメラのように半押しも行えるシャッターキーをXperiaシリーズに採用していますが、それ以外では全くと言っていいほど見かけません。

Xperia 1 Vのシャッターキー。

　しかし、例えば充電器の同梱廃止やイヤホンジャックの廃止、また微妙ですが切り欠きのあるディスプレイの搭載など、新しいiPhoneがスマートフォンのトレンドを作ることは珍しくなく、来年以降のモデルにおいてシャッターキーを搭載したスマホを販売するメーカーが大きく増えることも考えられそう。

　いわばXperiaの強みであったシャッターキーが普遍的な存在になってしまうことにより、その強みが意味をなさなくなってしまいそうなところではありますが、シャッターボタンの搭載がトレンドになれば結構有難いですね。