噂の「vivo X200 Proの小型版、Pro Mini」は、それほど小さくないかもしれません。Android Authorityが伝えました。
vivoが10月14日に中国で新型スマートフォン「X200 Pro Mini」を発表すると発表しました。同社の幹部が中国のSNS「Weibo」で公開した画像によると、このモデルはiPhone 16 Proとほぼ同じサイズながら、より薄型のデザインになっているそうです。
実際のサイズは従来の小型スマートフォンとは異なるようです。X200 Pro Miniは、iPhone 16 Proと同様の6.3インチ前後のディスプレイを搭載すると見られています。
iPhone Pro以外にも、XiaomiやGalaxyのプレミアムハイエンドラインナップには、あくまで「プレミアムハイエンドにしてはやや小さめの無印」が存在します。それに該当するのでしょう。
それだけならもうつまらない話になりそうですが、vivoの幹部曰くX200 Pro MiniはiPhone Pro Maxモデルよりも大容量のバッテリーを搭載するとのこと。Pro相当のサイズでPro Max相当の電池容量を搭載するのが売りのようです。
ちなみにiPhone 15 Pro Maxのバッテリー容量は4441mAh、iPhone 16 Pro Maxは4685mAhとなっていますので、そもそも5000mAhが主流となりつつあるハイエンドスマホと比べるとやや見劣りします。
AppleはiPhone Slimを投入すると噂されているので、それを先取りしてくる形でしょうか。いち早く情報を得て製品にキャッチアップしてくるのは凄いですよね。
また、中国のリーカー数碼間聊駅(Digital Chat Station)によれば、X200 Pro Miniは5000万画素の大型メインカメラ(1/1.28インチ、LYT-818)、急速有線/無線充電、X200 Proと同等の性能、高密度バッテリー(おそらくシリコンバッテリー)を搭載するそうです。
薄型を強いられる折りたたみスマホの殻を打ち破るシリコン大容量電池の搭載は、Vivo X Fold3で成し遂げています。折りたたみなのに大容量電池で薄くて軽い、あのような衝撃を期待したいところです。ちなみに噂では5700mAh電池とも伝えられているので、もし実現すれば「全然Miniじゃないだろ、ふざけるな……いや凄い機種でした、すみませんでした」となりそうです。
vivoはX200 Pro Miniを中国以外の市場への投入も噂されており、続報を注視したいところです。