不仲説があったけれど?
韓国の大手新聞社である毎日経済新聞は、Samsungが製造する「Galaxy」シリーズが、日本国内でソフトバンクからも販売されると報じました。
同誌によると、Samsung日本法人は、日本国内における移動体通信事業での更なる市場シェア拡大に向けた動きを見せているとのこと。これは、基地局など5Gの提供に必要な機器に限らず、顧客向けのスマートフォンにおいても同様であり、その一環として2024年末からソフトバンクにもGalaxy端末を供給するとしています。
ソフトバンクがSamsung製スマートフォンを取り扱ったのは、2015年に発売されたGalaxy S6 edgeが最後。それ以降、ドコモとau、楽天モバイルが取り扱うも、ソフトバンクは取扱なし。
Samsungは、ここ数年、日本国内においても積極的に製品を投入。これまで日本市場への投入に消極的だったフラッグシップ端末の最上位機種の取扱いやGalaxy Tabシリーズの国内展開、さらにSIMフリー端末の販売開始など、製品販売の幅を広げています。
この噂が本当であれば、ソフトバンクでは、約10年ぶりのGalaxy端末の取り扱いとなります。わだかまりが解消されたのでしょうか。大手3社からGalaxy端末を販売することにより、日本市場におけるシェアを広げる狙いがあると見られます。
なお、Samsungの新製品発表会である「Galaxy Unpacked」が開催されるのは、例年であれば1月と7月から8月にかけての2回です。Galaxy Z Fold6をはじめとする現行製品がすぐに販売されるのか、次期Galaxy S25シリーズが翌年に販売を開始するのかは、まだ明らかになっていません。