中国の新興スマホメーカーDOOGEEは、新作Androidスマートフォン「DOOGEE Blade10 Max」を発表しました。
DOOGEE Blade10 Maxは、CPUにUNISOC T606を搭載するタフネススマートフォン。エントリークラスながら、IP68+IP69Kの最高級の防水防塵性能に加え、米国防衛省が制定するMIL規格(MIL-STD-810H)に準拠する耐衝撃性能も有しています。
DOOGEE Blade10 Maxの大きな特徴の一つが「背面ディスプレイを備えている」という点。1.54型と一般的なスマートウォッチ同等の見やすいサイズを実現しており、時計やテキスト等を表示させることができます。公式の情報では、通知等の確認ができるかどうかは不明です。
メインディスプレイは6.56型(1612×720)IPSで、アスペクト比は20:9。リフレッシュレートは最大90Hzまで対応しています。
公式サイトでは薄さ・軽さが訴求されていますが、厚さ15.8mm、重量326gと、タフネススマホとしてみても普通に厚く重ためです。
ただし、本機は1万300mAhというとてつもなく大きいバッテリーを搭載しているという特徴があります。その容量はもはやモバイルバッテリー。18時間のWebブラウジング、62時間の通話が可能としています。
スタンバイ状態に至っては1175時間もつとのことで、このバッテリー容量を考えると、確かに薄型・軽量と言える……のかもしれません。
メインカメラは5000万画素の単眼。画像処理技術の研究・開発企業である「morpho(モルフォ)」監修です。デュアルカメラに見えますが、上から二つ目はおそらく深度センサーでしょうか。インカメラは800万画素と、こちらは必要最低限。
メモリ・ストレージのラインナップは8GB/256GBの1種類のみ。microSDにも対応します。
カラーはブラック・ホワイトの2色展開。タフネススマホにありがちな装飾が最低限で、その外観からは上品さすら感じられます。ホワイトカラーが用意されているのも比較的珍しいのではないでしょうか。
DOOGEE Blade10 Maxは、公式ストアにて299ドル(約4万5700円)で予約注文受付中。11月末の発売を予定しています。
OS | Android14 |
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SoC | UNISOC T606 |
メモリ | 8GB(仮想メモリ+12GB) |
容量 | 256GB |
画面 | 6.56型 (1612×720) |
カメラ | 5000万画素 |
インカメラ | 800万画素 |
電池 | 1万300mAh |
寸法 | 厚さ15.8mm, 326g |
5G | 非対応 |
カラー | ブラック,ホワイト |
その他 | 1.54型背面ディスプレイ SDカードスロット IP68+IP69K防水防塵 MIL-STD-810H耐衝撃 |