折りたたみスマートフォンの始祖であるSamsungは、これまで折り畳み端末をあくまで最上位のモデルとしてのみ販売しており、折り畳みスマホの民主化につながるような廉価な端末は販売してきませんでしたが、その状況がようやく変わるようです。GSMArenaが伝えています。
それによれば、Ross Young氏が「Samsungのクラムシェル型のFEデバイスが2025に登場する」と伝えているとのこと。同氏はディスプレイの流通関連企業のCEOで、この手の情報には一定の信ぴょう性があります。
Those hoping for a Z Flip 7 FE should be excited. It looks like a Samsung FE clamshell is finally coming in 2025.
— Ross Young (@DSCCRoss) November 19, 2024
GalaxyシリーズにおけるFEはFan Editionの略で、無印よりも抑えた性能と価格を実現するモデルが名乗ります。
今回は有名どころのソースから「登場するかも」というネタが出てきた程度であるため詳しい情報はわかりませんが、噂によればGalaxy Z Flip7 FE(仮称)にはSamsung独自SoCのExynos 2400を搭載するとのこと。これは一部市場でGalaxy S24シリーズが搭載していたもので、Exynosかつ型落ちチップということで価格を抑えているのでしょう。
Z Flip FEが投入されるとして、その価格が無印の1100ドルよりも100~200ドル安い程度なら大した魅力はなさそうですが、もしそれ以上に安くなるなら、大手たるSamsungの販売網によって折りたたみ端末市場全体の活性化につながりそうなところです。