10月25日に韓国でリリースされた「Galaxy Z Fold Special Edition(Z Fold SE)」。薄型・大画面化で注目を集め、販売開始わずか10分で完売するほどの人気を博した本機ですが、どうやら著名リーカーIce Universe氏は、折り目の浅さは市場で最も優れていると太鼓判です。GSMArenaが伝えています。
Ice Universe氏が自身のXアカウントで公開したのは、画面をつけた状態のZ Fold SEをいろいろな角度から見て折り目を観察する動画。正面からの視点では、ほぼ見えないと言っていいほど自然なディスプレイになっていることがわかります。「開いて大画面なのはいいけど、折り目が気になって体験が損なわれてしまいそう……」と懸念を抱いている人には朗報でしょうか?
The crease of Samsung W25 is very shallow, almost the best on the market. pic.twitter.com/zMnDfJoJHX
— ICE UNIVERSE (@UniverseIce) November 7, 2024
とはいえ、あくまで現時点でサムスン系のリーカーであるIce Universe氏の感想に過ぎません。開封した直後は折り目が目立たないのは、小さな化粧箱に畳んで収納しているPixel Foldのような競合調査を怠った製品でない限りは普通のことですし、正面から折り目がほぼ見えないのも他の機種でも同じことです。
同氏がOPPOの現行フォルダブル端末「OPPO Find N3」との折り目比較動画も投稿していますが、折り目の広さはGalaxy Z Fold SEの方がむしろ小さいぐらい。
Crease contrast
Samsung W25(Fold SE)vs OPPO Find N3(OnePlus Open) pic.twitter.com/Enpg8EmAS2— ICE UNIVERSE (@UniverseIce) November 7, 2024
この部分が広い方が分散されて折り目がつきにくい可能性はあるのですが、基本的には使っていくうちに折り目がつくものです。長く使っていくうえでは、Galaxy Z Fold SEの方が折り目は目立っていきやすくはあるんじゃないかなぁ、という気もします。
現時点では、Z Fold SEが韓国・中国以外へ展開されることはあまり期待できません。Z Fold SEに用いられた技術がここで終わってしまうことなく、今後登場するであろうGalaxy Z Fold7シリーズにも引き継がれてくれることを願うばかりです。
(編集・校閲: 會原)