中国メーカーrealmeは、同社のフラッグシップモデルの新作「realme GT7 Pro」を中国国内にて発表しました。公式ストアにて11月4日より販売が開始しています。
realme GT7 Proは、10月に登場した最新SoC「Snapdragon 8 Elite」を搭載するハイエンドスマートフォン。当該SoCはAnTuTuベンチマークスコア300万点を軽く超えてくるほどの処理性能を誇っており、昨今競合各社も続々と採用し始めています。
そんな中でrealme GT7 Pro最大のポイントとも言えるのが価格の安さ。Snapdragon 8 Eliteを搭載していながら3699元(約7万8637円)と、8万円以下で手に入れることができてしまいます。同SoCを持つ他機種の価格と比べてみても、その差は歴然。
- realme GT7 Pro:3699元(約7万8637円)
- iQOO 13:3999元(約8万5015円)
- OnePlus 13:4499元(約9万5666円)
- Xiaomi 15 Pro:5299元(約11万2677円)
- Honor Magic7 Pro:6199元(約13万1814円)
もちろん、その他のスペックも抜け目はありません。ディスプレイは6.78型(1264×2780)有機EL、最大120Hzのリフレッシュレートに対応。局所的な最高輝度に至っては6000nitと、圧倒的な見易さを誇っています。太陽光の下等での最高輝度も2000nitと、先代GT6の1600nitよりもさらに明るくなりました。
カメラは5000万画素広角(F1.8)+5000万画素ペリスコープ望遠(F2.65)+800万画素超広角(F2.2)の3眼構成。最大120倍のズーム撮影が可能です。
メインカメラのセンサーはSony IMX906(1/1.56型)と、1型センサーにこそ及ばないものの比較的大型。十分に綺麗な写真撮影が楽しめそう。
ペリスコープ望遠のセンサーはSony IMX882で1/1.95型。光学3倍ズームが可能で、OISも搭載します。
普段使い性能も良好。realme GT7 Proは、IP68+IP69という強力な防水防塵性能を有しています。水深2mで30分間耐えるとのことで、水中での写真撮影にも対応。ちょっとした雨や濡れた手での操作は言わずもがな、アウトドアでも活躍しそうです。
バッテリーは6500mAhの大容量。ここのところハイエンド端末はバッテリー6000mAh超えが当たり前となってきましたね。120W急速充電に対応し、14分で50%、37%で満充電が可能としています。
カラーはグレー・オレンジ・ホワイトの3色展開。ビビッドなオレンジカラーが用意されているのは一つ特色と言えるでしょうか。
メモリ・ストレージの各バリエーションにおける、それぞれの価格は以下の通り。11月8日現在、一番下位の12GB/256GBモデルのみ、発売記念セールで100元(約2125円)OFFとなっています。
- 12GB/256GB:3599元(約7万6511円)
※通常価格:3699元(約7万8637円) - 16GB/256GB:3899元(約8万2889円)
- 12GB/512GB:3999元(約8万5015円)
- 16GB/512GB:4299元(約9万1392円)
- 16GB/1TB:4799元(約10万2022円)
最新のハイエンドSoC「Snapdragon 8 Elite」を7万円台で試すことができるrealme GT7 Pro。非常にコスパに優れた1台だと感じます。
本機は11月26日にインドでのグローバル版発表も決まっていますが、現時点では日本への展開は未定です。
スペック表は以下の通り。
OS | realme UI 6.0(Android 15) |
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SoC | Snapdragon 8 Elite |
メモリ | 12/16GB |
容量 | 256GB/512GB/1TB |
画面 | 6.78型(1264×2780) |
カメラ | 5000万画素広角(F1.8) 5000万画素ペリスコープ望遠(F2.65) 800万画素超広角(F2.2) |
インカメラ | 1600万画素(f/2.45) |
電池 | 6500mAh |
寸法 | 162.45×76.89×8.55mm,222.8g |
カラー | グレー,オレンジ,ホワイト |
その他 | 120W急速充電、IP68+IP69防水防塵 |