【朗報】あの「ドコモ絵文字」がついに改善か

　NTTドコモは、Xperia 1 VI SO-51Eのソフトウェアアップデートを発表しました。

　Android 15へのメジャーアップデートとなるほか、ドコモ絵文字がダークモードでも見やすいように「絵文字の色味改善」を行ったとしています。

　OEMの建前を守っているドコモ販売端末は、キャリア要件に従いメーカーがドコモ絵文字を実装していました。キャリア要件の変更が行われたのか、メーカー裁量が生まれたのかは不明です。前者の場合、他メーカーの端末でも同様の変更が行われる可能性があります。

　通常の他社端末の絵文字では、ダークモードで視認性が低下することはありませんが、何も囲まれていないドコモ絵文字だと、青系等の絵文字が背景とほぼ一体化します。これは健常者にも使いづらいのはもちろん、色覚多様性にとって著しく識別が困難な状況も発生する差別的な状況であり、少なくともXperiaにおいてはドコモ絵文字の最も致命的な部分がようやく改善されることになります。

　ちなみにダークモードの登場は、Windows 10に展開したのが平成28年、Macは平成30年、翌年モバイルにも到来と長い歴史があるため、ここまで長くユーザーを苦しめ続けた理由は不明です。

　このほか、Xperia 1 VIにはアップデートでセキュリティ更新も行われ、セキュリティパッチレベルが2024年12月になります。