NTTドコモは、住信SBIネット銀行のサービスブランド名を新たに「d NEOBANK(ディーネオバンク)」とし、2025年10月1日より提供を開始すると発表しました。
新しいロゴやアプリアイコンは、10月1日から順次、公式サイトやアプリなどで使用開始。
SNSでは、慣れ親しんだ名称が変わることを嘆く声や、新しいブランド名のネーミングセンスに関する意見が飛び交っています。否定的な意見がある一方、「ドコモ銀行」などもっと直球の名称への全面改称もありえたことから、ドコモの住信SBI銀行買収が炎上したことを踏まえてなのか「遠慮しているのでは」と推測する意見も見られました。
なお、ドコモが住信SBIネット銀行の買収が、事前のリーク報道時点から炎上しがちだったのは、住信SBIネット銀行のサービスのUI/UXに優れ、顧客からの評価が高い一方、ドコモ系のサービスはUI/UXやdアカウントの品質が大きく劣後しているため。
ちなみに「現時点において、dアカウントの連携は必須ではございません」と住信SBIネット銀行は9月19日時点で説明していますが、将来を確約するものではありません。
また、他の観点として、住信SBIネット銀行は既に多数のBaaS(提携)で「◯◯NEOBANK」(例:JAL NEOBANK、ヤマダNEOBANK、高島屋NEOBANKなど)が存在するため、本家を「d NEOBANK」とするのは紛らわしいという主旨の批判もSNS上で複数見受けられます。
住信SBIネット銀行はドコモの買収に伴い、昨日上場廃止となっています。