大容量ストレージが必要なiPhoneユーザーも注目!
Xiaomi Japan(シャオミ・ジャパン)は2025年9月26日、新製品発表会を開催し、フラッグシップスマートフォン「Xiaomi 15T Pro」を発表しました。本日より公開市場で順次発売し、価格は12GB+256GBモデルが10万9800円(税込)からとなっています。
Xiaomi 15T Proのデザインは、先代モデルからさらにプレミアム感が一層増した仕上がりに。新色の「モカゴールド」は新鮮かつ高級感あふれるカラーリングで、このほかに「グレー」と「ブラック」の3色展開となります。
側面はアルミニウムフレームを採用。コーナーとエッジを丸めることで、柔らかく手に馴染みやすい感触を実現したとのこと。背面パネルには指紋が付きにくいマット仕上げのグラスファイバーが採用。
カメラシステムは、ドイツの老舗カメラメーカーであるライカ社と共同開発したと謳う「ズミルックスレンズ」を搭載。超広角、メイン、望遠の構成。メインカメラには多くの光を効率的に取り込めるXiaomiカスタムイメージセンサー「Light Fusion 900」を採用しました。さらに、本モデルの大きな特徴として、光学5倍の「ライカプロ望遠レンズ」を搭載。これは最上位モデル「Xiaomi 15 Ultra」で培った技術を応用したもので、ペリスコープ(潜望鏡)構造により、スリムなボディながら高倍率の光学ズームを可能にするとのこと。
ディスプレイには、Xiaomiのスマートフォンシリーズ史上最大となる6.83インチの有機ELパネルを採用。ピーク輝度は3200ニト、解像度はシャープな1.5K、リフレッシュレートは最大144Hzと、非常に高いスペックを誇ります。ベゼルも狭く現代的な見た目です。Xiaomiはさらに上のプレミアムハイエンドも展開していますが、Tシリーズはいわゆる「廉価ハイエンド」の位置づけ。とはいえ、お世辞でもなく高級感は上位ともそれほど遜色ない出来栄えだと思います。ややずっしり重い印象もありますが、高級感には寄与しています。
プロセッサーには、MediaTek社の最新フラッグシップチップ「Dimensity 9400+」を搭載し、CPUおよびGPU性能、AI処理性能が向上。バッテリーは5500mAhの大容量で、90Wの急速充電「ハイパーチャージ」にも対応します。
おサイフケータイ(FeliCa)に対応。SIMは物理SIMとeSIMのデュアルSIMで利用できます。
また、独自の「オフラインコミュニケーション機能」も搭載しており、電波が届かない山の中など、開けた環境で最大1.9kmの範囲内にあるXiaomi 15Tシリーズ同士で直接通話ができるとしています。この機能は、今後のソフトウェアアップデートで利用可能になる予定です。
製品には24ヶ月のメーカー保証と、1回まで利用可能な画面修理サービスが付属します。さらに期間内に購入したユーザーを対象に「Xiaomi ポータブルフォトプリンタープロ」をプレゼントするキャンペーンも実施すると発表しました。
これで11万円弱と価格据え置きで、しかも今回用意された1TBモデルは12万4800円(早割で12万9800円)はヤバい。iPhoneって容量がちょっと上がるだけで価格が跳ね上がっていきますからね……。