いや、出して欲しいんですけど……。
韓国メディアのNewsPimは10月16日、サムスンが超薄型スマホ「Galaxy Edge」ラインの打ち切りを社内に通達したと報じました。
販売が予想を大きく下回ったことが要因とされ、既に市場に出ているGalaxy S25 Edgeは在庫が尽き次第、生産を終了する見通し。来年1月のGalaxy S26シリーズは、従来どおりS26 Pro/Plus/Ultraの3機種構成に戻る可能性が高いとしています。
同報道によれば、次世代の「S26 Edge」計画も破棄され、薄型ラインの復活は当面難しいとの見立てです。

画像出典:Android Headlines
薄型という単一の差別化要素では需要喚起に限界があったとの評価が背景にあります。
「Edge」ラインは今年5月に華々しく投入されたばかりでしたが、投入から5か月での撤退観測は、市場の選好が薄型軽量よりも、総合力や価格対価値に向いていることを示唆しているのかもしれません。
サムスンが3モデル体制に回帰すれば、開発資源の集中によるカメラ/AI/バッテリーなど基幹領域の底上げ、プレミアム帯での競争力強化が期待されますが、一方で、薄型志向のユーザーにとっては選択肢が狭まる格好となり、他社の軽量モデルへの需要が相対的に高まる可能性もあります。