メーカー カテゴリの記事一覧
FCNT破綻でトーメンデバイスが債権38億円の回収困難。arrowsのサムスン部品
サムスン製OLEDパネルを搭載したFCNT arrows N F-51C株式会社トーメンデバイスは、FCNT株式会社の民事再生により、FCNTに対する債権を回収できなくなる可能性が生じたと発表しました。開示情報によると、売掛金は38億円にのぼるとしています。この金額は、トーメンデバイスの純資産441億9800万円のうち割合として8.7%となります。トーメンデバイスとは、DRAM、FLASH、 M...
スマホ製造のJEMS、エンデバー・ユナイテッドが支援・承継へ。ただしFCNT端末の製造や修理は除く
本日、民事再生手続きを行ったジャパン・イーエム・ソリューションズ(JEMS)は、エンデバー・ユナイテッド株式会社等3社によるスポンサーグループから、事業を承継・支援するとの意向表明を受けたと発表しました。JEMSは兵庫県加東市に本社や工場を置く日本の電子機器製造メーカー。携帯電話端末等のFCNTや他社を取引先とし、EMS(製造受託)・ODM(企画設計製造)サービスを提供しています。2018年に富士...
MediaTek、次世代旗艦SoCにNVIDIA GPUを統合か?
サプライチェーン筋などに精通した台湾メディアDIGITIMESは、MediaTekが2024年の次世代旗艦SoCに、NvidiaのGPUを統合する計画を進めていると報じました。情報源は業界関係者筋。それによると、MediaTekのアプリケーションプロセッサのAI機能とゲーム性能を強化するために、Nvidiaと協力するとのこと。加えて両社は、ノートブック市場向けの新たな製品開発にも協力する予定だとい...
arrowsのFCNTが倒産。スマホ製造事業を停止
FCNTが東京地方裁判所に民事再生手続開始の申立てを行いました。本日付で受理され、監督命令及び弁済禁止の保全処分の発令を受けたとのこと。FCNTは富士通が売却した携帯事業を継承、arrowsやらくらくホン、らくらくスマートフォンで知られるメーカーです。今回の倒産について、携帯端末市場の成熟化によって売上が伸び悩む中、円安進行や半導体不足の影響で原価・費用が急激に高騰したことを要因に挙げました。倒産...
arrows/らくらくホンのFCNTが民事再生。
帝国データバンクは、FCNT、ジャパン・イーエム・ソリューションズ(JEMS)、REINOWAホールディングスの3社は、5月30日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請したと伝えました。3社は富士通グループの携帯端末事業を投資ファンドのポラリス・キャピタル・グループに譲渡するにあたり、携帯端末事業の運営を目的として2018年に設立。富士通が売却した携帯事業を継承したFCNTは、arrowsの開発のほか...
Zenfone 10の米国価格が「思わぬところ」から判明。749ドル(10万5354円)に
ASUSは、次期Zenfone 10のカメラブラインドテスト参加者の募集を開始しました。規約と条件には、商品の提供について明記。ここには製品小売価格も記されており、米国では749ドル(現時点のレート 1ドル140.66円換算で10万5354円)となっています。 749ドルカメラに力を入れているメーカーが、開発中のスマートフォンを内々に一般人を呼んでA/Bテスト等を行うこと自体は普通のことです。ただ...
グリー、スマホ撤退か。深セン中核部隊を解散との報道
中国最大のエアコンメーカーGree(珠海格力電器)がスマートフォン部門を解散すると、海外メディアが報じています。Greeといえば、打倒Xiaomiで女社長が雷軍を挑発、スマホは「在庫の山を空調施工業者に押し売りしていた」と噂されていたあの中国企業ですね。南華昇報によると、Greeは深センで最盛期には100人を雇用していたスマホ事業の中核部隊を解散したとのこと。あくまでGreeは中国の報道機関に、ス...
公開市場版「Xperia 1 V」、発売日は7月14日!予約受付中
ソニーは、直販ECサイトソニーストアにて、Xperia 1 V (XQ-DQ44)の予約受付を、5月23日午前10時より開始しました。発売日は7月中旬と告知されていましたが、ソニーストア上では7月14日表記。ちなみに筆者が本日、本機を予約購入したところ、お届け予定日はやはり7月14日でした。キャリア版からは1か月ほど発売が遅れますが、従来機種と比べればかなり迅速な市場投入なので評価すべき点です。さ...
OPPO、MariSiliconを終了。独自半導体チップ開発から撤退
OPPOは海外サイトAndroid Authorityに対し、チップを担当するZEKU設計部門の閉鎖を認めました。OPPOは画質処理MariSilicon Xや無線オーディオ伝送MariSilicon Yを発表していましたが、ここにきて独自の半導体チップを断念する形となります。理由に挙げているのは「世界経済とモバイル業界の不確実性」。OPPOは過去1年間で2桁の出荷台数減少に見舞われており、莫大な...
京セラ、個人向けスマホ撤退へ。法人向けにシフト
京セラは本日、2023年3月期決算発表にて、個人消費者向けスマートフォンからの撤退を明言したと、日本経済新聞が報じました。5G普及で端末原価が上がり、利益が出せず決断したとのこと。今後は法人向けスマホに軸足を移すとのことです。京セラは高耐久のTORQUEや先日撤退のBALMUDA Phoneなどを手掛けていました。...
MediaTek、ハイエンドSoC「Dimensity 9200+」発表。
台湾MediaTekは、同社が2022年11月に発表したDimensity 9200の強化版チップセット「Dimensity 9200+」を正式発表しました。「Dimensity 9200+」は、台湾TSMCの第2世代4nmプロセスで製造されています。先代のDimensity 9200と比較して、内部コアの構成は変わらないものの、各コアにおいて、Cortex-X3は、3.05GHzから3.35GH...