世界で最も愛されるスマホ? 「HTC HD2」で、なんと「Windows RT」が動作してしまう

 タブレットPCなどで稼働することを前提にし、単体で販売されない方針であるOS「Windows RT」が、スマートフォンに移植されて動作する様子が公開されました。

 さらに恐るべき事に、このスマートフォンの発売は2009年であるということです。

 HTC製のHD2 Leoは、まだ528MHzの非力なCPUが全盛であった時代に、Snapdragon S1 シングルコア 1GHzを搭載して登場した、当時最もハイエンドな機種でしたが、もちろん今見るとレガシーなデバイスです。

 OSに「Windows Mobile 6.5」を搭載し、「Windows Mobile 7」へのアップデートを予定して発売されたHTC HD2。しかし当初の予定を変更して生まれた「Windows Phone」は、今までとの互換性を断ち切って生まれたOSですから、残念ながらアップデート計画は打ち切られてしまいました。

 ただしxda developersを始めとするユーザー、開発者たちが、この悲哀に満ちた機種のハックに情熱を注ぎ、運命に復讐するかのごとく「Windows Phone 7」、「Windows Phone 7.5」、そして「Windows Phone 8」までもがHD2上で動作。さらにAndroid OSも現在まで常に移植され続け、最新の「Android 4.1 JellyBean」も動作しています。

 こうしたユーザーのHD2に注ぐ熱意が、今回Windows RTまでをも移植してしまったということのようです。

 HD2で動作させるWindows RTは、決して軽快ではありません。

 しかし、2年間使うことを推奨した販売体系でありながら、1年使えるかどうか怪しい機種も存在している一方で、海外には3年以上愛情が注がれ続けている機種も存在しているというのは、単に面白いだけでなく、色々と考えさせられる部分があります。

情報元:WMPowerUser