NVIDIA(エヌビディア)が手がけるスマートフォン・タブレット向けSoC、Tegraシリーズの新モデルが発表されました。
主な仕様は
- ARM-Cortex A15を採用したクアッドコアCPUとコンパニオンCPUを1つ搭載した「4+1」の構成
- GeForceのGPUコアを72個搭載
- 28nmのプロセスルールを採用
- LTEモデムチップ(i500)をオプションで搭載可能
- HDR撮影を容易にするNVIDIA Computational Photography Architecture を搭載。
- 4K動画に対応
Tegra3とTegra4の違いを表にすると、以下のようになります。
名称 | Tegra3 | Tegra4 |
---|---|---|
CPUアーキテクチャ | Cortex-A9 | Cortex-A15 |
GPUコア数 | 12 | 72 |
プロセスルール | 40nm | 28nm |
LTEモデムチップ | なし | あり(選択可能) |
CPUのアーキテクチャがCortex-A9からCortex-A15に変更され、処理速度が高速化、またプロセスルールが「遅れている」といわれていた40nmプロセスから28nmプロセスに移行したのは、消費電力や発熱の面から注目できるポイントです。
情報元:NVIDIA Tegra 4発表、4コア Cortex-A15と72 GPUコアの「世界最速」モバイルプロセッサ – Engadget Japanese