結論から言うと、快適に使えます。(もちろん現時点ではspモードメールは利用不可)
ドコモ版iPhone 5sはSIMロックが掛かっているため、やむを得ず海外では「国際ローミング」を使うことになります。別記事にてご紹介しますが、SIMフリー機を持っていれば、現地SIMを買った方が圧倒的に安いです。
早速、iPhone 5sで「国際ローミング」を試してみました。NTTドコモは香港の事業者とも提携しています。試したの場所は香港国際空港。
iPhoneの設定→一般→データローミングをオンにした場合は「国際ローミング」におけるデータ通信が有効になり、NTTドコモが提携する現地事業者のネットワークに自動で繋がります。アンテナピクトの事業者部分が「3」になっているのがおわかりでしょうか。「3( THREE)」社の3Gネットワークに繋がっているという証拠です。
繋いだとたん、SMSでNTTドコモから連絡が来ます。
実際にデータ通信をしてみたところ。3Gながらも下りは高速。Androidに挿している現地SIMでも6Mbpsぐらい出ます。ただし いずれもPINGが遅い、上りが絞られているというのはあり、そこまで快適でもありませんが。
他社だと手動で現地事業者を選択しなければならない場合もあるようですが、NTTドコモの海外パケット定額では特にそういったことはありませんでした。データローミングのオンだけでOK。1日あたり1980円~2980円で、海外におけるパケット通信を利用できます。
個人的には、通話とSMSができれば十分なので、滞在2日目以降はデータ通信は現地SIMを挿したAndroidのテザリングを利用することで、通信費用を安価に抑えています。