NTTドコモは、本日9時より「ドコモメール」の提供を開始しました。「ドコモメール」は、「@docomo.ne.jp」ドメインのキャリアメールを利用できる新しいサービス・アプリの名称です。従来のspモードメールをアップデートする形で提供されます。インストールにはドコモのプリインアプリ「docomo Application Manager」が必要。Google Playでは提供されない見通し。
本日9時からアップデートが提供開始となったのは、11機種(初音ミクバージョンを別機種としてカウントすれば12機種)です。
- ARROWS NX F-01F
- XperiaT Z1 SO-01F
- AQUOS PHONE ZETA SH-06E、AQUOS PHONE si SH-07E、AQUOS PAD SH-08E
- ARROWS NX F-06E
- Disney Mobile on docomo F-07E
- ELUGA P P-03E
- GALAXY S4 SC-04E
- MEDIAS X N-06E
- Xperia A SO-04E、Xperia feat. HATSUNE MIKU SO-04E
対応機種の場合、アップデートは前述の「docomo Application Manager」を介するか、「dメニュー」にアクセスする必要があります。
「ドコモメール」アプリでは、既存のspモードのメールは「ローカル」というフォルダに保存されます。それ以降のメールが「クラウド」に保存されていく形となります。12月からはWebからのメール閲覧が、年度内にはIMAPにも対応することが明らかとなっており、依然としてキャリアメールを利用しているユーザーには朗報と言えそうです。
「spモードメール」は、携帯電話の時代からライフラインとして機能していた「iモードメール」地位をあっという間に破壊する程度には出来が悪く、Google Playでは酷評されてきました。多くのユーザーがライフラインをGmailやLINEへと変更したことでしょう。当初のアナウンスでは2013年1月リリースなどとされており、ずいぶんとユーザーを待たせたものと思います。
さらに言えば、「ドコモメール」はまだ2013年の最新モデル(現時点の11機種)にしか提供されておらず、あくまで「順次拡大」と銘打っており、そろそろ堪忍袋の緒が切れるユーザーも多いのではないでしょうか。
なお、「ドコモメール」はiPhone向けにも提供予定であり、iPhone対応は12月中旬となる予定です。
情報元:NTT docomo