HTC M8の実機画像が新たにリークされました。これまでのリーク通り、静電式のナビゲーションボタン(バック、ホーム)が廃止され、オンスクリーンキーとなっていることが確認できます。HTC Oneの不評のひとつとして、ナビゲーションボタンの数を削ってHTCロゴが鎮座していたという点がありましたから、前機種からの改善点と言えそうです。
HTCの次期フラッグシップモデル(開発コード「M8」)は、「HTC One 2」として発売されると噂されています。
今までのリークによれば、「HTC One 2」はSnapdragon 800や2GBの実行用メモリ、前機種から据え置きのカメラなど、フラッグシップモデルにしてはスペックで他社に水を開けられています。
なお、evleaksJPによれば、「HTC One 2」のモデルのうち、WiMAX2+対応の「M8_WLJ(KDDI版)」がキャンセルされ、代わりに2種類のHTC機がKDDI向けに開発されているそうです。なお、「M8_ULJ(NTT docomo版)」は予定通り国内市場に投入されると考えて良さそうです。どのような機種がKDDI向けに投入されるのかは気になりますね。
KDDI向けとは書かれていませんが、evleaksJPは「HTC M8 mini (mem_ul)」なる機種の存在もあわせてリークしています。それによればこの「M8 mini」は、Snapdragon 400 1.4GHzクアッドコア、4.5インチHD液晶、1GBメモリ、16GBの内蔵ストレージ、microSDスロット、13MPのフロントカメラ、5MPのインカメラ、Android 4.4.2を搭載しているとのこと。SoCから分かる通り、ミドルレンジモデルながらも、カメラ性能は高そうです。
小さめの機種は性能を妥協した廉価モデルというのが、これまでの流れでしたが、Lumia 1520 miniやXPERIA Z1 Compactなど、そうした流れに反する機種も登場しつつあり、本機もそのひとつと言えるのでしょうか。
なお、KDDI向けの既存機種にはHTC J One HTL22があり、この機種のアップデートは打ち切りと伝えられていましたが、evleaksJPによれば、Android 4.4 Kitkat、Sense5.5にアップデートするべくテストが行われているそうです。
最近は悪い噂ばかりが聞こえているHTCですが、2014年に起死回生の策はあるのでしょうか。期待したいところです。
情報元:HTCFamili_RU, evleaksJP 1, 2, 3 mob.fr 経由:PhoneArena