SONYのヘッドホン「MDR-1RBTMK2」を購入し、愛用しています。本製品のいいところは、ズバリ無線接続。しかし無線接続にありがちな音質の低さや、接続設定の煩雑さは皆無です。
Androidスマホなら接続設定が簡単
NFC搭載のAndroidスマートフォンなら、ヘッドホンとタッチするだけで、簡単にBluetoothペアリングが可能です。最新のXPERIAならそのままで、一部機種ではNFC簡単接続アプリが必要。
本当にワンタッチなので、特に説明不要ですね。無線で操作や、電話の受話(!)も可能。動作の様子はぜひ動画でご確認ください。
ちなみに、愛用しているノートパソコン VAIO Pro 11のタッチパッドにもNFCが内蔵されているので、こちらともワンタッチで接続可能です。
「S-Master」+「apt-X」でワイヤレスでも高音質
Bluetooth経由のヘッドホンは、やはり音質が悪そうな印象を抱いている方もいらっしゃるかもしれませんが、前機種「MDR-1RBT」から「MDR-1RBTMK2」で進化した点として、「apt-X」への対応が挙げられます。無線接続にもかかわらず、従来よりも低遅延・高品位なオーディオ再生が可能です。ただし、受信機側も「apt-X」対応機器(XPERIA Z1, Z1f, Z2等)である必要があります。
さらにSONYの高音質の代名詞的存在であるフルデジタルアンプ「S-Master」も内蔵。「apt-X」をオンにすると、スマートフォンにおける音楽再生では、有線との違いを聞き分けるのは本当に難しい域に達しているように感じます。
高音質再生の有効化
注意点として、出荷時には「apt-X」は無効になっています。音量キーの「+」を押しながら電源を入れることで有効化されます。
なお、付属のケーブルで有線接続時には、コーデック変換をせずハイレゾ再生も可能です。
イヤホンより、ヘッドホンのほうがラクチン?
NFCで接続も簡単且つ素早く、それでいてケーブルも不要。音楽再生中に電話が着信してもスムーズに受話可能。下手に絡まってしまうイヤホンよりも、大きなヘッドホンの方が気軽に扱えるだなんて夢みたいな話です。
NFC搭載のAndroidスマートフォン、とりわけXPERIAとの相性抜群な「MDR-1RBTMK2」で、みなさんもヘッドホンデビューしてみてはいかがでしょうか。