2014年夏モデルをKDDIが発表するにあたって、同時に正式発表されたのが「au WALLET(エーユーウォレット)」です。
au WALLETとは?
ネットでも現実でも使える電子マネーサービスを謳っています。既にKDDIの各種サービスは「au ID」が認証キーとして活用されていますが、これに決済機能を付加するというもの。実際の店舗に利用できる「au WALLET カード」を無料で発行でき、この決済機能としてMasterCardが用いられているため、コンビニやドラッグストア、対応する飲食店で利用できます。
カードとしてはプリペイド式になっており、現金のチャージが可能。プリペイド式なので、クレジットカードのような審査が不要というのはメリットです。
ポイントが貯まる
KDDIの毎月の料金に応じて、ポイントも貯まります。普通に実店舗で使った場合もポイントが貯まります。
貯まったポイントは、カードにチャージして買い物に利用できるだけでなく、KDDIでの機種変更やオプション代金にも用いることができます。
キャンペーンがお得
au WALLET申込者1万人に、4万円があたるキャンペーンが実施中です。結構な高確率でしょう。このキャンペーンは単純に考えて総額4億円となり、当然原資はauユーザーの払った通信料なので、申し込まないと損です。申し込み期間は6月30日まで。
また、6月までの申し込みなら1000ポイントが全員にプレゼント。初回チャージ(最大2万5千円)時に、ポイント10%還元(じぶん銀行ユーザーなら+5%)なので、やはりお得です。
auショップの店頭には読み取り機が置かれ、そこにカードをかざすとポイントが5〜3000ポイント貯まる「au WALLET ウェルカムガチャ」(すごいネーミングだ)も12月まで実施されます。auショップをよく訪れる人には嬉しい施策です。
日々の生活も賢く節約
消費増税を受けて、日々の買い物で小銭を意識するようになった人も少なく無いと思いますし、実際に自分もnanacoカードやWAONカードをこれまで以上に活用するようになっていました。そんな時に登場した「au WALLETカード」は、個人的にも非常にタイミングがいいなと思いました。暫くの間はポイントの還元率も高いですので、とりあえず発効だけしておいて、使えそうなら今後も使っていこうというスタンスです。
別にKDDIで携帯電話の番号をずっと使うつもりのない、MNPを積極的に活用するユーザーからすると、回線戦略上、やや足かせという面はあるかもしれませんね。ただし固定回線もau ID、au WALLETを紐付けることはできるので、既にauスマートバリューに加入しているようなユーザーにはあまり問題は起きなさそうです。
これまで賢く通話料を節約してきた人が損をするようになった、大雑把なNTT docomoの新プランに対して、活用次第で賢く節約できる「au WALLET」 の登場は、純粋に面白いと思います。まだKDDIは新しい料金プランを未発表ですが、料金プランもぜひ、このような方向性で練られていることを期待したいところです。
申し込んでしばらくすると自宅に届く
au IDさえあれば、オンラインから無料で申し込み可能。au WALLETカードの申し込みはこちらからどうぞ。これからしばらくは積極的に利用していく予定です。