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各社夏モデル進化点チェック:ドコモXPERIA編

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 優れたデザインからAndroidスマートフォンとして国内で人気のXPERIA。以前のフラグシップスマートフォンである「XPERIA Z1」、タブレットである「Xperia Z Tablet」と比較して、どのような点が進化したのでしょうか。

XPERIA Z1 → XPERIA Z2

 Z1からZ2になって進化したポイントをおさらいしていきます。まずは本体の進化点から見ていきましょう。

 XPERIA Z1では本体サイズ約144mm×約74mm×約8.5mm、重量171gと、なかなかの大型重量級となっていました。Xperia Z2では大幅に軽量化が図られ、約147mm×約73mm×約8.2mmと若干横幅が狭くなり、重量も163gと軽量化されました。横幅と重量は改善されながらも5.2インチの以前とくらべて大型な液晶を搭載し、なおかつVA液晶からIPS液晶に進化していたりなど、本体の面でも様々な改善が図られています。また、RAM容量も2GBから3GBに増加しました。

 ソフトウェアの面では、USB経由でのハイレゾオーディオ再生に対応したり、カメラの撮影品質が改善されていたりします。あまり目立っていませんがWi-Fi 802.11acの最大通信速度も改善されており、Xperia Z1の300Mbpsから443Mbpsに高速化されています。

 その他のポイントとしては「XPERIA Z1 f」では対応していた手袋モードに対応したことや、ダブルタップでスリープから復帰する機能、XPERIA Z Ultraで対応していた鉛筆やペンのスタイラス利用などに対応するなど、細かい部分もしっかりと改善されてきています。中でもバッテリー駆動時間が大幅に伸びたことは、ユーザーにとっては嬉しいポイントなのではないでしょうか。

 最後に箇条書きにした詳細な進化点のポイントをおさらいしましょう。

  • Snapdragon 800から801へ進化
  • RAM(メモリ)容量が2GBから3GBへ増加
  • 横幅と重量が改善
    (144mm×74mm×8.5mm 重量171g → 147mm×73mm×8.2mm 重量163g)
  • バッテリー容量が増加 (3000mAh →3200mAh)
  • USB経由のハイレゾオーディオ再生に対応
  • 手袋モードに対応
  • 鉛筆やペンなどの導電性のある物をスタイラスとして使えるように
  • バッテリ駆動時間が大幅に向上
  • VA液晶からIPS液晶に またより広い色域に対応

Xperia Tablet Z → Xperia Z2 Tablet

 XPERIA Z1の世代では登場しなかった新型XPERIAタブレット。今回Z2と共に新しくなって再登場しました。どの点が進化したのか細かく見て行きましょう。

 Xperia Tablet Zでは本体サイズが約172mm×約266mm×約6.9mmとなっていましたが、新型であるXperia Z2 Tabletでは約172mm×約266mm×約6.4mmとより薄型化されています。

 また、チップセットも従来のSnapdragon S4 Pro APQ8064からSnapdragon 801と大幅に進化しています。細かなポイントですが、docomo / au向けのキャリアモデルでは通話やフルセグにも対応しています。

 同じように、進化点をおさらいしていきましょう。

  • Snapdragon S4 AQP8064からSnapdragon 801に進化
  • メモリ容量が2GBから3GBに増加
  • フルセグに対応(キャリアモデルのみ)
  • 更に薄く、軽く
    (6.9mm → 6.4mm 約495g→約426g(Wi-Fiモデル) )
  • トリルミナスディスプレイ with Live Color LEDでより広い色域に対応

 スペック表だけではわからない細かな点も着実に進化したXPERIA。今年の夏は新たな機種で迎えてみるのも良いかもしれません。

関連:各社夏モデルの進化点チェックの目次 / 2014年夏モデルの最新情報

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