GALAXY S5では、iPhone 5s同様ホームボタンに指紋認証センサーを内蔵しています。
GALAXY S5ではロック画面の解除のほか、人に見せたくないファイルを隠すプライベートモードに利用することができます。
さて、そんな指紋認証センサーですが、最近流行りのガラスフィルムでは利用できるのでしょうか?特にiPhone 5sでは、厚いガラスフィルムを貼ると、ホームボタンとガラスフィルムの段差が大きいことになりがちでした。今回貼ったのはSpigenさんからいただいたガラスフィルムGLAS.tR SLIMです。
Spigen シュタインハイル GLAS.tR Slim 0.4mm
構成はいつも通り、貼るために必要なアクセサリーは一通りそろっています。対傷性に優れた薄さ0.4mmのガラスフィルムです。
ちなみにiPhone 5sの発売日に同じくGLAS.tRをチェックしたところ、iPhone 5sの指紋認証センサーは無事認識しました。
しかしiPhone 5sが「指を置く」ことで指紋が認識されるのに対し、GALAXY S5は「指をなぞる」といった動作の違いがあります。また、iOS 7のアップデートが繰り返されるにつれてiPhone 5sは指紋認証の精度が格段に向上していますが、GALAXY S5の指紋認証の評判はまだまだといったところ。
GALAXY S5に貼ったところ、意外にもしっくり来ました。iPhoneに0.4mmのガラスフィルムを貼ると、ホームボタンの部分のみがくぼみ、段差ができていたのに対して、GALAXY S5はホームボタンとガラスフィルムの段差がほとんどありません。これはGALAXYのホームボタンが出っ張っているためです。さらにGLAS.tRは、ガラスフィルムの周辺部だけでなく、ホームボタンの周りもエッジが滑らかにラウンド加工されており、むしろ貼った後の方が指を滑らしやすくなった感さえあります。
GALAXY S5は標準の場合、初めて指紋を登録する時などに、誤ってホームボタンごと押してしまうことがありましたが、段差が小さくなることによって、そうした細かいミスも解消されているように感じます。
さて、指紋認証センサーのチェックは以下の動画の通り。指を縦向きにして、下に滑らせます。指紋の登録から認証までバッチリ行うことができました。
というわけで、結論としては厚めの0.4mmのガラスフィルムGLAS.tRでも、GALAXY S5では問題なく指紋認証センサーを利用できるということになります。
0.23mmでラウンド加工されているGLAS.tR NANO SLIM、0.2mmの極薄GLAS .t NANO SLIMもありますが、こうしたより薄い製品も問題なく利用できそうですね。これらの使用感も追ってチェックしていく予定です。
GLAS.t ナノスリム 0.2mm |
GLAS.tR ナノスリム 0.23mmラウンド加工 |
GLAS.tR スリム 0.4mm ラウンド加工 |