イヤホンジャックに挿したらボタンになる、Androidスマートフォン専用の「iKey」を使ってみました。クリックするだけで様々なアクションを起こせます。本体は金属製で高級感があり、普通のイヤホンジャックキャップとしても使用できます。プラスチック製のチープなものより耐久性がありますし、何より物理ボタンとしても機能するのが魅力的です。装着していることを忘れてしまいそうなくらい小型。防水端末に装着したまま、うっかり濡らしてしまうことがないように気を付けたいものです。
パッケージはドロイド君の形で、裏にはアプリケーションをダウンロードするためのQRコードがあります。
今回は、Xperia Z Ultra(SOL24)で使っていきます。Xperiaの電源ボタンに似た雰囲気を感じますね。HTC J One(HTL22)にも装着してみました。非常に小さいのでケースとの干渉の心配は無さそうです。
QRコードからアプリのダウンロードページから、apkファイルを落としてインストールします。Google Playでも「iKey」のアプリが公開されていたので、試してみましたが問題なく使えました。
設定から提供元不明のアプリのインストールを許可しておく必要があります。
インストールが完了したら、「iKey」を挿入した状態で アプリを起動します。
設定できるのは、1〜3回クリックと長押しの時の動作で、計4つです。
電話、メッセージの送信は特定の相手を選ぶことになります。メッセージは内容まであらかじめ入力しておかなければいけません。写真撮影では、オートフォーカスのON/OFFと画像サイズを設定できます。
筆者が一番便利だと感じたのは、設定したアプリを瞬時に起動させられることです。ランチャーアプリでも似たようなことができますが、やはりハードウェアキーのほうが操作性が良いです。メモリ解放やフラッシュ点灯など地味に便利な機能もありますよ。
イヤホンジャックが本体下部についている機種だと押しにくいのがデメリットでしょうか。他にも、端末との相性問題や、「iKey」を使用して撮影した画像の保存場所が特殊だったりするので、少々玄人向けかなと感じました。とはいえ、Androidを使いこなしている人には、かなり便利に使える製品だと思います。
ワンクリックでアプリが起動!Android端末向けの便利なキースイッチ「i-Key」