Primate Labsは、Appleのタブレット端末iPad Air 2でベンチマークソフト「Geekbench」を動作させた計測結果を発表しました。
それによると、搭載メモリは2GBと判明。これは従来の2倍となります。Appleは今後のiPadでマルチウィンドウ機能を搭載するのではと噂がありますが、そのような機能を搭載するとすれば、多くのメモリが必要であるため、2GBメモリの搭載が噂されていました。また、高解像度の写真編集や、動画編集には多くのメモリが必要であることから、今回の2GBメモリ搭載は嬉しいところ。
シングルコア性能は、iPhone 6よりも少しいい程度。しかし、デュアルコア(2つ)ではなく、iPad Air 2はトリプルコア(3つ)であることから、性能が飛躍的に向上しています。ちょっと変わった構成ですね。このため、歴代iOSの中でもトップの性能に。
iPad Air 2 with a 3-core processor is the fastest multi-core iOS device by a large margin. pic.twitter.com/xBnjG613ba
— Primate Labs (@primatelabs) 2014, 10月 21
マルチコア性能における、iPad Air 2のスコアは4477となり 、初代iPad Airよりも70%も高速に。ライバルとして挙げられる、NVIDIA Tegra K1プロセッサを搭載したGoogleのタブレット端末Nexus 9のスコアは3166ですから、その凄さがわかります。スマートフォンを含めると、Galaxy Note 4は3259、iPhone 6は2879、 XPERIA Z3は2660ですから、やはりiPad Air 2は頭ひとつ分抜けています。
ここまで薄く、軽くなったのに、処理性能はダントツの一番。今回の結果を見て、iPad Air 2で画像や動画を編集してみたいと思いました。