遂にOS Xのアップデート来ましたね!早朝より、早速アップして使ってみていたので、早速レビューしてみます。
1. まず気になる「アプリの互換性」僕の環境ではほぼ問題なし
僕はAdobe Illustratorをはじめ、制作やデザインの仕事でかなりたくさんのアプリを使っています。OSをアップデートしてまず気になるのが、これらのアプリが正常に動作するか・・というところ。僕の環境では殆どのアプリが問題なく動作しています。仕事にはまったく差し支えなく、とりあえずほっとしました。唯一、Coda 2で表示に若干の不具合が見えましたが、メーカーの指示に従いアップデートすることで解決しました。
互換性については Application compatibility table – RoaringApps というサイトに詳しく載っているので「万が一このアプリが使えなくなると困る」というものがある場合はそちらで確認してみると良いと思います。
2. サードパーティー製アプリのフラットデザイン対応もほぼ問題なし
Yosemiteが正式リリースされて1日経っていないので、アップデートやフラットデザイン対応をうたったアプリはまだ少ないですが「未対応アプリが浮いてみえる」「壊れている」ような感じはみられません。試しに幾つか最近アップデートされていないアプリを並べてみました。
3. iOS8との連携が素晴らしい。Handoff最高!
OS X YosemiteとiOS8の端末の連携が素晴らしいです。
- OS XのWi-Fiメニューから、端末を触らずにインターネット共有をオンにできる。
- 開いているアプリの画面をそのままMac←→iPhoneで開けるHandoff機能。
- Airdrop機能がMacとiPhoneの送受信に対応。ケーブル接続なしでファイルを相互にやりとりできます。
このあたりは、Apple公式の「Apple – OS X Yosemite – Mac + iOSの連係」に載っているので、詳しい挙動の解説は割愛します。Handoffなどは、使い方を覚えなくても、使っていれば勝手に動作するので、機能に気付けると思います。同一ネットワーク下に置かなくても、BluetoothとiTunesIDでペアリングして動作するんですが、これがびっくりするほど自然。そしてほんと便利です。
4. iCloud Driveがなんか思ってたのと違った
iCloud Driveになって、DropboxやSugarSyncのように使えるかと思っていました。Macではそのように使うことが出来るんですが、iOSの方は「iCloud Driveからファイルを選んで対応アプリで開く」ではなく「アプリからiCloud Driveを呼び出してファイルをさがす」という動作になるようです。慣れれば不便でも無いと思うんですが、なんか下の画像から受けるイメージと違う・・。
Mac(Yosemite)ではFinderでiCloudの中身を覗けるようになっていて、こちらはすごく便利なんですけども・・。
5. その他雑感など
- Notification Centerかっこいい!さっと電卓開けるので便利(笑)
- Dashboardがいらない子になったので[システム環境設定]からオフにしました
- ダークテーマかっこいいけどなんか目がチカチカする
- ファミリー共有最高!
- iPhoneの電話をMacで受けれる機能、電話ガンガン鳴ったときにうざいのでオフにしました。(iPhoneの設定→FaceTimeからオフに出来ます)
- iWorkとかiTunes12のイケメン度がアップしてて感激
感じたことをまとめるとこんな感じ。フラットデザインになってがらっと変わるし、いろいろぶっ壊れるんじゃね?と思っていましたがそんなこともなく、とても満足しています。パソコンいじくり回して「楽しいな〜」と思うのも久々ですね。バグやアプリ互換でのトラブルも殆どなく、新鮮なシステムを楽しんでいます。
OS X Yosemite、おすすめです。
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