PanasonicはCES2015にて、プロシューマー(生産消費者)市場向けの4Kカムコーダー「WX970」と「WX870」を正式発表しました。既に発表済みの、プロユースを想定した4K対応「X1000」と、その他のビデオカメラの穴を埋める存在となりそうです。
それぞれ5軸ハイブリッド光学式手ブレ補正、光学20倍ズーム、Wi-FiとNFCによる連携に対応します。ハイライトが飛んだり影が失われることを減らすための、リアルタイムHDR録画機能に対応します。4K解像度でリアルタイムHDRを使うとなると、相応の処理性能、熱、バッテリーが必要となります。
WX970は、ツインカメラ機能を備えます。フリップアウトディスプレイの左側に小さな回転式サブカメラが配置されており、動画内にサブカメラの映像を残すことができます。WX870には回転式サブカメラはありませんが、スマートフォンと無線接続することで同様の効果を得られます。
WX970は1000ドル前後、WX870は900ドルより少しぐらい安い価格が想定されています。決して安くはありませんね。結構ニッチな製品です。YouTubeなどの動画サイトに顔出しで動画をアップロードしていて、その中でも高画質に拘りたいというユーザーには需要があるかもしれません。
個人的には、もしかすると瀬戸弘司さんあたりのYouTuberさんがレビューしてくれそう?……と期待してみたり。