時事通信社が報じたところによると、中国PC大手のLenovo日本法人・Lenovo Japanの次期社長が、日本のスマートフォン市場への参入を明らかにしました。参入は来年度=2015年度。スマートフォンのブランドは、MotorolaやNECのものを駆使することも検討しているそうです。
現在、LenovoはMotorolaを傘下にして、スマートフォンの世界シェア第3位を獲得。NECのPC事業も提携関係にあります。そういえば、今思い返せば、NEC携帯事業の売却先の候補はLenovoでした。
Motorolaといえば、RAZRやPhotonといった魅力的なブランドをかつて日本市場に投入していましたが、最近ではかろうじてNexus 6がGoogle・Y! mobile経由で細々と売られている程度。NECは、CASIOを巻き込んでスマートフォンから撤退済み。NECのMEDIASブランドは不具合や熱暴走が酷かったですが、薄型・変態ギミックが面白かったので、復活してくれるのであれば嬉しいところ。
Lenovo傘下になっても大和研究所のThinkPadはまあまあ元気ですし、NECのLavieに関して言えば今の方が面白いので、Lenovo傘下のMoto Xや新生MEDIASが登場するなら興味をそそられます。Lenovoブランドで海外で販売されているVive Shotも欲しいです。ぜひ日本で活躍してもらいたいですね。