制限ありプランを「無制限」と偽った携帯キャリアに1億ドルの制裁金。

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 米連邦通信委員会(FCC)は、携帯キャリアAT&Tに1億ドルの制裁金を課すことを発表しました。FCCはアメリカの放送通信事業を規制監督する中立的な独立行政機関です。

 The Vergeによると、問題となったのは、AT&Tが展開する「無制限データプラン」。このプランは「無制限」という看板を掲げているものの、実際には、一定量のデータ通信量を使用すると、通信速度が低速に絞られます。

 こうした事実は顧客に周知徹底されていなかったとのこと。本件に関する苦情は数千件にのぼったそうです。

 これらの行為は2010年に策定されたOpen Internet Orderに定められた透明性の要件に反するため、FCCが動いた形です。

 AT&Tはネットワークリソースの管理のために正当かつ合理的な方法として、通信制限を実施したと弁明しています。

 日本では、SoftBankが「無制限」を謳う305ZT用データプランに突如、3日1GB制限や動画プロトコル制限を実施。広告や説明との乖離が大きいため、炎上しました。これについて監督官庁である総務省の動きは確認されておらず、SoftBankが改善を見せる気配はありません。日本にも通信・放送行政を監督する独立行政委員会が必要な時なのかもしれません。

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