これまでHubsun X4 HDやGalaxy Visitor 6といったピーキーなドローンよりも、性能も価格も上位のものをと思い、中国DJI製のドローン・Phantom 3の購入を検討しました。
仏ParrotのBebop Droneが「カメラ付きラジコン」であるのに対し、中国DJIのPhantom 3の趣きは「空中に飛ばせるカメラ」といったところ。Parrotのような大胆な宙返りもできませんが、カメラ性能や飛行安定性に長けています。
問題なのは、Phantom 3にはAdvancedモデル(P3A)とProfessionalモデル(P3P)の2種類が存在すること。
DJI PHANTOM 3 ADVANCED(フルHDカメラ標準搭載) P3A | DJI PHANTOM 3 PROFESSIONAL(4Kカメラ標準搭載) P3P |
両モデルとも1200万画素カメラを搭載しますが、動画撮影能力が異なります。Advancedが最大Full HD/60fps、Professionalが4K/30fpsに対応します。シチュエーションによってはFHD/60fpsも魅力的なのですが、Professionalは設定でFHD/60fpsも選択可能なので、Professionalは事実上の上位互換。
4K解像度までいらないかなあと思ったのですが、せっかく4Kテレビを購入したこともあり、私は4K撮影対応のProfessionalを選択しました。Parrot Bebop DroneがFull HDなので、どうせ買うならそれより高画質なモデルの方が買って面白いかなとも思ったので。
アクセントカラーが、Advancedは銀色であるのに対し、Professionalは金色というのも違いでしょうか。付属シールでアクセントカラーは変えられるのですけどね。
ほとんど同一の仕様ではありますが、もうひとつ異なる点として、付属の充電器(インテリジェントフライトバッテリーチャージャー)の仕様があります。Advanced付属のものは57Wであるのに対し、Professionalは100Wの急速充電仕様となっており、充電時間を短縮できます。
Phantom 3 AdvancedとProfessionalの違いは少ないですが、4K対応モニターやテレビを買う予定のある人は、価格差を許容できればProfessionalを買うべきでしょうね。しかし4Kはまだ早いと思う人は、Advancedでも十分だとも思います。