海外メディアThe Informationは、関係筋からのリークを情報源とし、米Qualcommが3万人の従業員のうち、10%以上の人員削減、つまり3000人を超えるリストラを計画していると報じました。
人員削減対象部門は不明であるものの、リークによれば、研究開発部門をインドに移すなどしてコストカットする案も考えられている模様です。
Qualcommの第2四半期の利益は46%低下しており、台湾MediaTekとの競争に苦戦している様子が伺えます。また大手スマートフォンメーカーSamsungは、GalaxyフラッグシップモデルのエディションによってQualcomm製チップも搭載してきましたが、今回、完全に自社製Exynosプロセッサに切り替えており、これも業績に影響した可能性があります。
今回のリストラについて、Qualcommは決算の発表に合わせて正式発表する見通し。