Appleはスペシャルイベントにて、アメリカ向けの新しい取り組みとして「iPhone Upgrade Program」を発表しました。
プログラムの支払額は、月額32.41ドルから。iPhoneのモデルによって価格は異なります。
支払いは24回(=2年間)。でも新しいiPhoneに毎年に取り替えられるのです。電話機はSIMのロックが解除されるので、好きなキャリア(=携帯事業者)で使えます。
この価格には、あのちょっと高い印象のAppleCare+も含まれているのはポイント。「手厚い保証は欲しいけど、どうせ1年毎に買い換えるから無駄になる…」と思っている人にはぴったりです。事実、AppleCare+を契約しているのに毎年買い換えているユーザーのランニングコストを計算すると、このアップグレードプログラムを利用した方が安いのです。
逆に、安い修理屋を知っているからAppleの保証は一切いらないという人や、最低2年以上使うという人にとっては不要なものです。条件さえあえば、素晴らしいプログラムになります。
この面白いプログラムは、Appleやユーザー、販売店にメリットがあります。キャリアが商売を取り仕切っているこの日本では、過度に期待しないほうがいいでしょう。