SHARPのAQUOS BDレコーダーを愛用しています。私の買ったモデルの世代から搭載が始まった、最も特徴的な機能が「ドラ丸」です。
「ドラ丸」は、ドラマ(またはアニメ)の新番組を毎期、第1話から第4話まで丸ごと自動録画してくれるというもの。第5話の放送が始まると、第1話から順次削除するので、容量の圧迫を最小限にできます。予約確定すれば最終話まで録画できます。ちなみに今期は「下町ロケット」「掟上今日子の備忘録」「偽装の夫婦」を予約確定しています。
ところが最近、異様にHDD容量が圧迫されていたり、録画番組一覧に見慣れない釣り番組が大量に登場するという事象に見舞われていました。
その原因は、「ドラ丸」の誤作動でした。
10月から始まった「釣りバカ日誌新入社員浜崎伝助」のドラマのタイトルを、何をどう間違ったのか理解不能ですが単に「釣り」と誤認し、内容に「釣り」の入った番組を片っ端から録画するようになっていたのです。
最近、アップデートで番組録画に対応したBRAVIA X9300Cですが、録画機能はオマケみたいなものなので、SHARPのBDレコーダーは非常に役に立っています。しかしここまで酷い誤作動に遭遇したのは初めてです。アップデートで修正されると良いのですが。
「ドラ丸」は粗削りではあれ、基本的には便利です。特に番組が(誤作動さえなければ)フォルダーごとに綺麗にまとまるので、一括で操作が可能な点は良いですね。まとめて一括消去も一括ダビングも簡単ですから。
この操作感が通常の番組録画にも適用されればいいのにな……とずっと思っていたのですが、最新機種では「まと丸」という名称で実装されたようです。
シャープ 3TB 3チューナー ブルーレイレコーダー AQUOS BD-T3800
「ドラ丸」で録画した番組は、一括でBDでダビングできます。自分はDR(高画質)で録画しているので、ドラマを1クール録画しようとすると、収まりきらない場合があります。なので50GBのBlu-ray Discも適宜使い分けています。
ビクター 日本製 映像用ブルーレイディスク 1回録画用 片面2層 50GB 4倍速 ハードコート ワイドホワイトプリンタブル 10枚 BV-R260NW10
ただ、全12話のドラマや、1クール以上のアニメを録画しようとすると、やはり高画質のままではBDにダビングできず、ダビング作業と同時に画質を劣化させて容量を圧縮する必要が出てきます。
普通に圧縮無しでダビングする時とは異なり、作業にかなりの時間が必要なので覚悟がいります。夜にダビングを始めたのに、朝起きた時もまだレコーダーが作業してる、なんてこともありました。観たいDVD / BDがあるなら、くれぐれもダビングを始めないようにといったところでしょうか。
細かい不満点は多いですが、やりたいことはやれているので、概ね満足といったところです。