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マイクロソフト自らSIMカード「Microsoft SIM」を出す?

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 The Vergeは、Windowsストア上にて、Microsoftアカウントでモバイルネットワークに接続できる、Microsoft製のアプリ「Cellular Data」を発見したことを伝えました。

 このアプリは米英仏にて動作が想定されており、Windows 10デバイスのLTEデータ接続を行うためのアプリのようです。

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 アプリ説明文では、このアプリが動作するデバイスは限定されていると述べられ、動作には「Microsoft SIMが必要である」と付け加えられています。

 Microsoftは提携するMVNOのネットワークに繋がるようにしているものと考えられます。engadgetは、フランスのMVNOであるTranstelがMicrosoftと提携すると伝えています。ユーザーは、通信会社と個別契約することなく、複数の通信会社への支払いをMicrosoftアカウントに紐付けられたクレジットカードで行え、シームレスにネットワークに繋げるというわけです。

 Apple SIMやGoogle Project Fiのように、OSを開発するIT企業自ら、複数事業者のネットワークを利用可能とするトレンドに乗る形と言えそうです。

 どのデバイスで利用できるのか、Microsoft SIMがどこで購入できるのかについてはまだ不明です。現在、Microsoftのタブレット端末であるSurface ProシリーズにはSIMスロットが搭載されていませんが、これを機にSIMスロットを搭載するようになれば嬉しいですね。

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