もうひとつの「1GBプラン」auのLTEフラット cp (1GB)を考える

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  総務省のタスクフォースを受けて、携帯大手3社は「月額5000円以下」を目安とした、データ通信の利用量が少ない人向けのプラン、いわゆる「1GBプラン」を提供すると発表してきました。

 auとSoftBankはそれぞれ月額2900円の「データ定額1」「データ定額パック・小容量(1)」を、docomoは月額6500円の「シェアパック5」を用意しましたが、前者については「毎月割・月月割が適用されないので、むしろ割高になる場合がある」点、後者については「家族3人以上の利用であれば1人あたり5000円以下になるが、1人でも利用できる5000円以下のプランはない」点がそれぞれ問題だと指摘されています。またいずれのプランも、Y!mobileの「スマホプランS」などと比べてかなり割高です。

 そんな中、「auスマホデビュープログラム」と題してau長期利用者向けに提供されてきた「LTEフラット cp (1GB)」が、3月1日よりMNP転入者も加入可能となりました。

 このパケット定額サービスは、対象機種が限定されている上、申し込みから3年間限定ではありますが、データ量1GB/月額2680円とデータ定額1よりわずかながら割安で、LTEプランとの組み合わせが可能なため、LTE NETも合わせて月額3914円からauスマートフォンが利用できるというメリットがあります。また注目すべきは、このサービスが毎月割やauスマートバリュー(永年月額934円割引)の適用対象であるという点です。スマートバリューを申し込めば、端末代金も含めて月額2980円から利用できます。同じau回線を利用するMVNO、UQ mobileの「ぴったりプラン」と同額です。

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 現在の対象機種はQua phone、DIGNO rafre、Xperia Z4 SOV31、Galaxy S6 edge SCV31、AQUOS SERIE mini SHV31の5機種。このうちSOV31とSCV31はMNPau購入サポート、SHV31はauスマホ交換プログラムの対象にもなっています。いずれもミドルレンジモデルや型落ちモデルですが、実使用で不便することはないものが揃っています。Y!mobileにはないXperiaやGalaxyが選べるのもポイントです(Z4は悪名高いSnapdragon 810搭載ですが……)。

 長期利用者 or MNP転入者限定、特定機種限定、3年間限定、スマートバリュー前提、と満たすべき条件は少なくありませんが、逆に言えば満たす人にとってはかなり魅力的な選択肢ではないでしょうか。なによりこの価格でMNOの回線品質とサポートが保証されるのですから、安心感もあります。「料金は抑えたいけれど、MVNOは不安」という方は、このLTEフラット cp (1GB)を検討してみてはいかがでしょうか。

 注意すべき点として、上述の通り1GBプランとして利用できるのは3年間のみで、それを過ぎると自動的に「LTEフラット」(データ量7GB/月額5700円)に切り替わるというところがあります。突然請求金額が跳ね上がって驚かないように、前もってプラン変更や他社への転出を考えておきましょう。3年経ったところで電話かけ放題プラン(S)+データ定額1に切り替えるのもアリかもしれません。

[お詫びと訂正] 平成28年3月28日(火) 午後13時52分
初出時、記事タイトルが誤っておりました。お詫びして訂正いたします。 

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