au、国際ローミング時のVoLTEを提供開始。日米間は国内初

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 KDDI、沖縄セルラーは、2016年6月中旬より、国際ローミング時におけるVoLTEによる音声通話サービスの提供を開始すると発表しました。サービス開始時の利用可能エリアは、アメリカ(本土)・ハワイ、韓国となり、au世界サービス(旧GLOBAL PASSPORT)に対応した2016年夏モデルで利用することができます。

 国際ローミング時のVoLTEサービスについては、docomoが昨年10月よりKTとの間で提供を開始していましたが、auもそれに追従する形となります。さらに、日米の事業者間でのVoLTEローミングについては、国内事業者としては初となり、エリア面での優位性を見せたいというauの意気込みが感じられます。

エリアと対応機種

提供エリア

接続事業者

対応機種

韓国

LG Uplus(LG U+)

AQUOS U SHV35

Qua Phone PX

アメリカ(本土)・ハワイ

 

 

 

 

Verizon Wireless

上記機種に加え、

Galaxy S7 edge SCV33

(今月中旬実施予定のソフトウェアアップデート必須)

HTC 10 HTV32

AQUOS SERIE SHV34

Xperia X Performance SOV33

 今回提携する事業者は、米韓ともにKDDIと同じCDMAオペレーター。3G時代も互いにローミングサービスを提供していた協力関係の名残でしょうか。対象事業者は今後拡大予定とのことなので、さらなるエリア拡大に期待が高まります。

料金

 国内同様、VoLTEによる発着信は、3Gでの発着信と同一の料金体系となります。せっかくの高音質通話も、高額の通話料を気にしながらと使わなければならないというのは、少し残念ですね。SoftBankの「アメリカ放題」くらい太っ腹に、とまでは言いませんが、何かしらの割引サービスがあるとありがたいのですが……他社に先駆けて「海外データ定額」を発表したauですから、通話料についても何かサプライズを用意しているかもしれません。こちらも期待したいところです。

注意点

 今回発表されたサービスは、あくまで国際ローミングを利用するau加入者向けのもので、VoLTEで接続できるのは、LG U+/Verizon網内のau電話どうし、もしくは国内のau電話との間のみであって、au加入者とLG U+/Verizon加入者との間の国際通話は対象外であるものと思われます。これに関しては、明確に確認でき次第、追記させていただきます。

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 ますます利用シーンが広がっていくau VoLTEから今後も目が離せません。この勢いで「国内他事業者とのVoLTE相互接続」も実現する日が来るでしょうか。注目が集まります。

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