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八王子変態端末オフ4に参加してみた

八王子変態端末オフ4

 ガジェッターの秋の恒例行事、八王子変態端末オフ4に参加してきたので、その内容をレポートします。大人の事情によりレポートできない部分もありますが、可能な範囲でこのイベントの楽しさをお伝えしたいと思います。

概要

 八王子変態ガジェットオフは、毎年11月に八王子で開催されているガジェッターの集いです。例年、エイビット社の全面協力の下、エイビット社屋内のホールで開催されています。今年で4回目となり、60人余りのガジェッターが集いました。今年は、以下で紹介する5件の講演の後、ノベルティ抽選会と電波暗室の見学会、そして、各自が持ち寄ったガジェットの集合写真撮影が行われました。

エイビット本社

エイビット本社

講演①:エイビット新技術お披露目(株式会社ABit)

 このセッションでは、株式会社エイビットの檜山社長が登壇し、バックホール回線にLTE/3Gを使用する小型PHS基地局をお披露目しました。この基地局は本邦初公開だそうです。檜山社長曰く、いつでもどこでも半径20m以内をあなた専用のPHSサービスエリアにできる、とのこと。

本邦初公開のPHS基地局。バックホール回線としてLTE/3G網を利用可能。

本邦初公開のPHS基地局。バックホール回線としてLTE/3G網を利用可能。

講演②:ロケットモバイルも新プランをみんなで考えよう

 このセッションでは、MVNO ロケットモバイルの代表取締役である金野氏が登壇し、新料金プランに関するアイデアをガジェッターから募りました。やはり、月間のパケット容量を使い切って月末に速度制限を受けるユーザは多いようで、「月末だけ速いプラン」や「締め日をズラすプラン」といったアイデアが早々に出ました。また、大量のガジェットを持つユーザならではの意見として、「SIM発行枚数無制限プラン」、「家族間で帯域分け合いプラン」といった意見も。さらには、「スピードテスト専用プラン」や「契約即日MNP予約番号発行プラン」といった過激な発言も飛び交いました。

ロケットモバイルの新プラン案

ガジェッターから募ったロケットモバイル新プランのアイデア

講演③:ZTEジャパンについて

 このセッションでは、ZTEジャパンの吉本氏が登壇し、ZTE社と同社の製品について紹介しました。中国市場を稼ぎ頭としているイメージが強い中国大陸系メーカーですが、実際には累計販売台数の約75%は海外市場におけるもので、特に米国市場ではメーカー別シェア4位を獲得しています。また、技術開発にも力を入れており、LTE通信機器の実装に必須となる特許のうち13.5%を取得するなど、決して他社の模倣だけではないという点を強調していました。

講演④:TCP通信の評価

 このセッションでは、ばっちぷろぐらまー氏が登壇し、TCP通信におけるOS毎の性能差を確認する実験が行われました。会場には、悪名高きワイモバイルのWi-Fiルーター305ZTが用意され、多数のスマホを同時接続して速度計測を実施。実際に、iOS端末よりAndroid端末が良い数値を叩き出すことが確認されました。

講演⑤:週間リスキー「変態端末王選手権」

 このセッションでは、ACCN Oppenheimer氏甲斐 寿憲 氏が登壇し、ITライター業界の小咄を紹介した後、「変態端末王選手権」なるクイズ大会が開催されました。出題内容は、世界初のAndroidスマホであるHTC Dreamの名前を問うものから、技適違反時の罰則規定を問うもの、有名ガジェッターの通称を問うものまで非常に多岐にわたり、成績上位入賞者にはノベルティグッズが授与されました。

戦利品

 筆者は残念ながら「変態端末王選手権」では上位入賞できませんでしたが、全員プレゼントのノベルティグッズをたくさん頂くことができました。参加費1000円のイベントですが、なかなか太っ腹です。

  • 小物トレイ(NURO)
  • Zenny USBメモリ(ASUS)
  • 5 in 1 超スマホアダプター(週刊アスキー)
  • Wrist Watch(週刊アスキー)
  • タッチペン兼ボールペン(LeEco)
  • microUSB ぴか〜るケ〜ブル(週刊アスキー)
  • 特製ステッカー(週刊アスキー)
八王子変態端末オフ4の戦利品

八王子変態端末オフ4の戦利品

恒例の集合写真

 筆者はスケジュールの都合で、集合写真撮影には参加できなかったのですが、Twitter上の報告によると、例年通りたくさんの変態端末が一同に会したようです。

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