NHKは、SoftBankがアメリカのベンチャー企業OneWebに1000億円以上を投資する方針と報じました。
OneWebは、衛星軌道上に数千基の人工衛星を打ち上げて、宇宙から数十億人の人にインターネットを接続するというプランを掲げています。
世界のありとあらゆる地にインターネットを提供するというプランは、同じくITの巨人たちも挑んでいるところです。Googleは気球で、Facebookはドローンで、途上国にインターネット環境を敷こうと試みています。ここに宇宙から対抗するベンチャーがOneWebというわけです。
OneWebの創設にGoogleの元幹部らが関わっており、低い衛星軌道上に超小型衛星を600打ち上げる計画を持っています。計画の実現のために、英ヴァージンや仏エアバス、米コカコーラが投資していますが、NHKの報道が事実であれば、ここにSoftBankも加わる形となります。
SoftBankの孫正義社長は、トランプ大統領と会談し、投資や新規雇用を提案していましたが、これを睨んでのことだったのかもしれませんね。SoftBankとOneWebの連携交渉の噂は、10月頃に米紙も報じていました。